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第310回:
“主な医薬品とその作用 Part105”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
「かぜ」(感冒)に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。
- (a)かぜ薬は、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から取り除くものである。
- (b)かぜの症状は、くしゃみ、鼻汁・鼻閉(鼻づまり)、咽喉頭痛、咳、痰等の呼吸 器症状と、発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感等、様々な全身症状が組み合わさって現れる。
- (c)急激な発熱を伴う場合や、症状が4日以上続くとき、又は症状が重篤なときは、かぜではない可能性が高い。
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
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- 答え
- 4
かぜ薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。
- (a)コデインリン酸塩は、鎮咳成分として配合されるが、依存性ある成分であることに留意する必要がある。
- (b)エテンザミドが配合されたかぜ薬は、水痘(水疱瘡 )又はインフルエンザにかかっている15歳未満の小児への使用を避ける必要がある。
- (c)かぜの時に消耗しやすいビタミン又はビタミン様物質を補給することを目的として、アスコルビン酸やリボフラビンが配合されている場合がある。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤
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- 1
次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。
- (a)アセトアミノフェンは、解熱・鎮痛作用の他、末梢における抗炎症が期待できる。
- (b)イブプロフェンは、プロスタグランジンの産生を抑制することで消化管粘膜の防御機能を低下させるため、潰瘍性大腸炎やクローン氏病の既往歴がある人では、それらの疾患の再発を招くおそれがある。
- (c)イソプロピルアンチピリンは、現在、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分である。
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
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- 答え
- 4
次の1~5の中から麻薬性鎮咳成分を一つ選びなさい。
- クロペラスチン塩酸塩
- ノスカピン塩酸塩
- コデインリン酸塩
- ジメモルファンリン酸塩
- デキストロメトルファン臭化水素酸塩
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- 3
眠気を促す薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。
- (a)ブロモバレリル尿素は、反復して摂取すると依存を生しることがある。
- (b)抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬は、一時的な睡眠障害の緩和に用いられるものであり、妊娠中にしばしば生じる睡眠障害も適用対象である。
- (c)小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興 奮などが現れることがあり、特に15歳未満の小児ではそうした副作用が起きやすいため、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の使用は避ける。
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤
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- 1
眠気防止薬としてのカフェインに関する次のa~dの記述について、正しいものの組み合わせを下の1~5から一つ選びなさい。
- (a)腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進作用があり、尿量の減少をもたらす。
- (b)反復摂取すると、依存を生じる場合がある。
- (c)副作用として、振戦(震え)、めまい、不安、不眠、頭痛等を生じることがある。
- (d)小・中学生の試験勉強に効果があるため、15歳未満の小児に適している。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 3
d.15歳未満は使用できない。
小児の疳を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)に関する次の1~5 の記述について、誤っているものを一つ選びなさい。
- ユウタンは、ウシ科のサイカレイヨウ等の角を基原とする生薬で、緊張や興奮を鎮める作用を期待して用いられる。
- ジンコウは、鎮静、健胃、強壮などの作用を期待して用いられる。
- 用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている。
- 主な漢方処方製剤としては、桂枝加竜骨牡蛎湯、抑肝散、 小建中湯がある。
- 症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。
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- 1
次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。
- (a)ジヒドロコデインリン酸塩は、原則12歳未満の小児に使用しないよう注意喚起を行う必要がある。
- (b)気道に吸い込まれた埃や塵などの異物が、気道粘膜の線毛運動によって排出されないときなど、それらを排除しようとして反射的に咳が出る。
- (c)咳はむやみに抑え込むべきではないが、長く続く咳は体力の消耗や睡眠不足をまねくなどの悪影響もある。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
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- 1
鎮咳去痰薬に関する次の1~3の記述で間違っているものを一つ選びなさい。
- ジブロフィリンは、自律神経を介さずに、気管支の平滑筋に直接作用する。
- マオウは、交感神経系への刺激作用によって、心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがある。
- カンゾウは、グリチルリチン酸による抗炎症作用のほか、気道粘膜からの分泌を抑制する作用も期待される。
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- 答え
- 3
口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)に関する次のa~dの記述について、正しいものの組み合わせを下の1~5から一つ選なさい。
- (a)アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症により生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合される。
- (b)口内炎などにより口腔内にひどいただれがある人では、刺激感等が現れやすいが、成分の一部は循環血流中へ移行しないので、全身的な影響も生じることはない。
- (c)殺菌消毒成分であるヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンCと反応すると殺菌作用が増強される。
- (d)トローチ剤は、噛み砕いて飲み込んでしまうと効果は期待できない。
- (a,b)
- (a,d)
- (b,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 答え
- 2
c.殺菌消毒成分であるヨウ素は、レモン汁やお茶などに含まれるビタミンCと反応すると殺菌作用が減弱される。