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WEB問題集

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第222回:
“薬事関係法規・制度 Part37”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

保健機能食品に関する記述について(   )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

( a )と( b )を総称して「保健機能食品」という。これらはあくまで食生活を通じた健康の保持増進を目的として摂取されるものであり、医薬品とは異なる。

  1. (a)特定保健用食品, (b)栄養機能食品
  2. (a)特別用途食品, (b)栄養機能食品
  3. (a)特定保健用食品 (b)健康食品
  4. (a)特別用途食品, (b)特定保健用食品
  5. (a)栄養機能食品, (b)栄養補助食品
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答え
1
<解説> 健康食品という言葉は、法令で定義された用語ではなく、単に一般的に用いられているものである。栄養補助食品、サプリメント、ダイエット食品等と呼ばれることもある。

薬事法第68条で規定される承認前の医薬品等の広告の禁止について、(   )の中に入れるべき字句はどれか。

( a )、第14条第1項又は第23条の2第1項に規定する医薬品又は医療機器であって、まだ第14条第1項若しくは第19条の2第1項の規定による承認又は第23条の2第1項の規定による( b )を受けていないものについて、その名称、製造方法、効能、効果又は( c )に関する広告をしてはならない。

  1. (a)医薬品製造業者は, (b)承認, (c)性状
  2. (a)何人も, (b)認証, (c)性能
  3. (a)医薬品販売業者は, (b)承認, (c)副作用
  4. (a)製造販売業者は, (b)認証, (c)性能
  5. (a)何人も, (b)承認, (c)副作用
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答え
2
<解説> 医薬品については、誇大広告等や承認前の医薬品等の広告が禁止されている。

薬事法第50条の規定により、一般用医薬品の直接の容器又は被包に記載されていなければならない事項の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)日本薬局方に収められている医薬品にあっては、「日本薬局方」の文字及び日本薬局方において直接の容器又は被包に記載するよう定められた事項
  • (b)問合せ先電話番号
  • (c)承認番号と製造番号
  • (d)使用期限

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
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答え
2
<解説> 承認番号と問合せ先電話番号は被包に記載していなくてもかまわない。

次の記述は薬事法第66条の条文の一部である。(   )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

第66条 何人も( a )、( b )、化粧品又は医療機器の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、( b )又は誇大な広告をし、記述し、又は流布してはならない。

  1. (a)一般用医薬品, (b)医療用医薬品, (c)虚偽
  2. (a)医薬品, (b)医薬部外品, (c)不正
  3. (a)医療用医薬品, (b)一般用医薬品, (c)虚偽
  4. (a)医薬品, (b)一般用医薬品, (c)不正
  5. (a)医薬品, (b)医薬部外品, (c)虚偽
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答え
5
<解説> 医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の効能効果又は性能について医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し又は流布することはこれに該当するものとされている。

医薬品に関する記述について正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)日本薬局方に収載されている医薬品の中には一般用医薬品として販売されているものはない。
  • (b)医薬品の中には検査薬や殺虫剤、器具用消毒薬のように人の身体に直接使用されないものもある。
  • (c)人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、機械器具等でないもの(医薬部外品、化粧品を除く)は医薬品である。
  • (d)人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物である歯科材料、医療用品は医薬品である。

  1. (a,b)
  2. (c,d)
  3. (a,c)
  4. (b,c)
  5. (b,d)
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答え
4
<解説> 一般用医薬品の中には日本薬局方に収載されている物がある。医薬品の定義の中には「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされているものであって機械器具、歯科材料、医療用品、及び衛生用品でないもの」とある。

次の医薬品のうち、薬事法第56条の規定により、製造、販売等が禁止されている医薬品のうち正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)病原微生物その他疾患の原因となるものにより汚染されているおそれがある医薬品
  • (b)着色のみを目的として、厚生労働省令で定めるタール色素が使用されている医薬品
  • (c)習慣性があるものとして、厚生労働大臣が指定する医薬品
  • (d)日本薬局方に収められている医薬品であって、その性状が日本薬局方で定める基準にわずかに適合しないもの

  1. (a,b)
  2. (b,c)
  3. (a,d)
  4. (b,d)
  5. (a,c)
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答え
3
<解説> 承認を受けた医薬品であって、その成分若しくは分量(成分が不明の物にあっては、その本質又は製造方法)又は性状若しくは品質がその承認と異なるものも製造・販売が禁止されている。

医薬品等適正広告基準に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)医療用医薬品と同一成分を含む一般用医薬品であっても、医療用医薬品と同じ効能効果がある旨の広告を行うことは認められていない。
  • (b)医薬品の有効性または安全性について、それが確実であることを保証する実例があれば、広告をしてもよい。
  • (c)チラシやパンフレット等の同一紙面に、食品、雑貨類等医薬品でない製品と医薬品と併せて掲載すること自体は問題ない。
  • (d)漢方処方製剤の効能効果は配合されている個々の生薬成分の作用と直接関連しないが、それらの構成生薬の作用を挙げて説明することは適当である。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (c,d)
  4. (a,c)
  5. (b,d)
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答え
4
<解説> 食品や雑貨類等と医薬品を併せて掲載すること自体は問題ないが、医薬品でない製品について医薬品的な効果があるように見せかけ、一般の生活者に誤認を与えるおそれがある場合には必要な承認等を受けていない医薬品の広告とみなされることがある。

医薬品の販売方法に関する記述について、誤っているものはどれか。

  1. 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは認められていない。
  2. 販売者の都合による在庫処分の目的で、医薬品を組み合わせて消費者に販売することは認められていない。
  3. 薬局および店舗販売業において、許可を受けた薬局または店舗以外の場所(出張所等)に医薬品を貯蔵または陳列し、そこを拠点として販売等に供する場合には許可を受けた薬局または店舗による販売等とは認められない。
  4. 医薬品を懸賞や景品として授与することやキャラクターグッズ等の景品類を提供して販売することも不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められている。
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答え
4
<解説> 医薬品を懸賞や景品として授与することはサンプル品を提供するような場合を除き原則として認められていない。

薬事法の規定により、都道府県知事が必要であると認めるときに行うことができる命令に関する記述について誤っているものはどれか。

  1. 薬局の管理者について、その者が管理者として不適当と認めるときは、その薬局の開設者に対して、その変更を命じることができる。
  2. 配置販売業の配置員がその業務に関し、薬事に関する法令またはこれに基づく処分に違反する行為があったときにはその配置販売員に対し、期間を定めてその業務の停止を命ずることができる。
  3. 店舗販売業において、一般用医薬品の販売等を行うための業務体制が厚生労働省で定める基準に適合しなくなった場合、その業務体制の整備を命じることができる。
  4. 医薬品による保健衛生上の危害の発生または拡大を防止するため必要があると認めるときは、薬局開設者又は医薬品の販売業者に対して、医薬品の販売又は授与を一時停止することや、その他保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するための応急措置を取るよう命ずることができる。
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答え
4
<解説> 法第69条の3の規定に基づく緊急命令は厚生労働大臣が命ずることとなっている。

一般用医薬品の広告に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 医師の推薦文などはその内容が事実であれば、掲載することができる。
  2. 商品名を連呼する音声広告は安易な使用を促すおそれがあり、監視指導の対象となる。
  3. 医療機関や公的機関団体などが、公認、推薦しているなどの表現はいかなる場合も不適当とされる。
  4. 医療用医薬品と同じ成分が配合される場合、その効能・効果をそのまま使用できる。
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答え
2
<解説> 医療機関、公的機関、団体などが、公認、推薦しているなどの表現は、一般生活者への影響が大きいことに鑑み、市町村などが行う衛生害虫業の殺虫剤の推薦など、特別な場合を除いて不適当とされる。
医療用医薬品と一般用医薬品の効能効果は、異なる場合があり、一般用医薬品の効能効果として医療用医薬品のものを記載すると、承認された内容を正確に反映していない可能性もあり、認められない。

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