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WEB問題集

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第135回:
“薬事関係法規・制度 Part23”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

次の医薬品のうち、薬事法第56条の規定により製造・販売等が禁止されているものの正しい正誤の組み合わせはどれか。

  • (a)日本薬局方に収められている医薬品であって、その性状又は品質が定める基準に適合しないもの。
  • (b)その一部又は全部が不潔な物質又は変質若しくは変敗した物質からなっている医薬品。
  • (c)着色のみを目的として厚生労働省で定めるタール色素を使用している医薬品。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤
  4. (a)正, (b)正, (c)誤
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正
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答え
4
<解説> 厚生労働省で定めるタール色素であれは製造・販売は認められている。

医薬品等適正広告基準に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)含有する有効成分が医療用医薬品と同じであれば、一般用医薬品も同じ効能効果を持つ旨の広告を行うことが認められている。
  • (b)漢方処方製剤の効能効果はそれらの構成生薬の作用を挙げて説明することが適切である。
  • (c)医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が公認、推薦、運用等している旨の広告は仮に事実であったとしても不適当とされている。
  • (d)承認されている効能効果のうち一部のみを抽出した広告を行うことは適切ではない。

  1. (a,b)
  2. (b,c)
  3. (c,d)
  4. (a,d)
  5. (b,d)
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答え
3
<解説> (a) 含有する有効成分が医療用医薬品と同じであっても、一般用医薬品も同じ効能効果を持つ旨の広告を行うことが認められていない。
(b) 漢方処方は配合されている個々の生薬成分の作用と直接関連しないため、それらの構成生薬の作用を挙げて説明することは不適当である。

医薬品の販売方法に関する記述について、誤っているものはどれか。

  1. 医薬品を懸賞や景品として授与することはサンプル品を提供するような場合を除き認められていない。
  2. 販売者の都合による在庫処分の目的で、医薬品を組み合わせて消費者に販売することは認められない。
  3. 異なる複数の医薬品又は医薬品とその他の物品を組み合わせて販売又は授与することはいかなる場合も認められない。
  4. 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは、配置販売行為に当たらず、取締りの対象となる。
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答え
3
<解説> 購入者の利便性のために複数の医薬品又は医薬品と他の物品を組み合わせて販売又は授与する場合は組み合わせた医薬品等について、購入者に対して情報提供を十分に行える範囲で、かつ組み合わせることに合理性が認められるものでなければならない。

店舗販売業者に対して、都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を設置する市又は特別区の区域にある場合にあっては、市長又は区長)が薬事監視員に行わせることができる業務に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。


  • (a)許可を受けた店舗の常連客に質問する。
  • (b)許可を受けた店舗の構造設備もしくは帳簿書類を検査する。
  • (c)無承認無許可医薬品、不良医薬品又は不正表示医薬品等の疑いのある物品を没収することができる。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤
  2. (a)正, (b)正, (c)誤
  3. (a)誤, (b)正, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正
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答え
1
<解説> 薬事監視員は許可を受けた店舗の従業員に質問できる。又無承認無許可医薬品、不良薬品又は不正表示医薬品等の疑いのある物品を試験のために、必要な最小分量に限り収去させることができる。

薬事法の規定により、都道府県知事が必要であると認めるときに行うことができる命令に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)薬局が、その構造設備が定める基準に適合せず、又はその構造設備によって不良医薬品を生じるおそれがある場合に、薬局の開設者に対してその構造設備の改善を命じることができる。
  • (b)店舗販売業において、一般用医薬品の販売等を行うための業務体制が厚生労働省令で定める基準に適合しなくなった場合、当該販売業者に対してその業務体制の整備を命じることができる。
  • (c)医薬品の販売業者に対して、その構造設備によって保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するために必要があると認めるときは、その業務の運営の改善に必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
  • (d)薬局の開設者について、そのものが開設者として不適当と認めるときはその薬局の管理者に対して、その変更を命ずることができる。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> 薬局の管理者について、不適当と認めるときはその薬局の開設者に変更を求めることができる。

薬事法に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)医薬部外品を販売する場合も医薬品販売業の許可が必要である。
  • (b)化粧品を業として製造販売する場合、化粧品製造販売業の許可が必要で品目ごとの承認を得る必要がある。
  • (c)その薬局又は店舗におけるその薬局又は店舗以外の場所にいる者に対する一般用医薬品又は薬局製造販売医薬品(毒薬及び劇薬であるものを除く)の販売又は授与を特定販売という。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)正
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答え
3
<解説> (a) 医薬部外品は製造販売業の許可が必要であり、品目ごとに承認を得る必要がある。一方、販売については医薬品のような販売業の許可はなく、一般小売店において販売等することができる。
(b) 化粧品は製造販売業の許可があれば、品目ごとの承認は要らない。

医薬品及び食品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)食品とは医薬品及び医薬部外品以外のすべての飲食物をいう。
  • (b)アンプル剤や舌下錠、口腔内噴霧剤等医薬品的な形状であると医薬品に該当するとみなされる。
  • (c)栄養補助食品やサプリメント、ダイエット食品等は法令で定義された用語ではない。
  • (d)特定保健用食品とは、乳児、幼児、妊産婦、高齢者又は病者の発育又は健康の保持若しくは回復の用に供することが適当な旨を医学的・栄養学的表現で記載し、かつ用途を限定したものである。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> 健康食品は法令で定義された用語ではなく、単に一般的に用いられているサプリメント、栄養補助食品、ダイエット食品と呼ばれることもある。 特定保健用食品とは身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含む食品である。

次の「医薬品の範囲に関する基準」の医薬品に該当する要素に関する記述について、誤っているものはどれか。

  1. 成分本質が専ら医薬品として使用される成分本質を含むこと。
  2. 錠剤、丸剤、カプセル剤等、医薬品的な形状であること。
  3. 服用時期、服用間隔、服用量等の医薬品的な用法用量の記載があること。
  4. 医薬品的な効能効果が標榜又は暗示されていること。
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答え
2
<解説> 錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等の形状については食品である旨が明記されている場合に限り、当該形状をもって医薬品への該当性の判断がなされることはない。

次の医薬部外品についての記述のうち誤っているものはどれか。

  1. あせも、ただれ等の防止
  2. 脱毛の防止、育毛又は除毛
  3. 吐き気その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
  4. その効能効果が予め定められた範囲内であって、成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であることを用件としているが、医薬品的な効能効果を表示・標榜することは認められていない。
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答え
4
<解説> 医薬部外品は医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている。

次の厚生労働省による処分に関する記述について、(   )内に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。{2箇所の( b )には同じ言葉が入る。}

 ( a )は医薬品による( b )上の危害の発生又は拡大を防止するため必要があると認めるときは、薬局開設者又は医薬品販売業者に対して、医薬品の販売又は授与を( c )することその他( b )上の危害の発生又は拡大を防止するための緊急措置をとるべきことを命ずることができる。

  1. (a)厚生労働大臣, (b)健康衛生, (c)一時停止
  2. (a)都道府県知事, (b)保健衛生, (c)中止
  3. (a)厚生労働大臣, (b)保健衛生, (c)一時停止
  4. (a)都道府県知事, (b)健康保健, (c)禁止
  5. (a)厚生労働大臣, (b)保健衛生, (c)禁止
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答え
3
<解説> 医薬品などによる副作用等保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するために応急の措置を行うための規定である。

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