登録販売者.com

ログイン 無料登録

WEB問題集

WEB問題集

第75回:
“人体の働きと医薬品 Part13”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

次の内臓器官のうち消化管の正しい組み合わせはどれか。

  1. (口腔、咽頭、食道、小腸、胆嚢)
  2. (食道、胃、小腸、大腸、肝臓)
  3. (咽頭、食道、胃、小腸、大腸)
  4. (口腔、食道、胃、小腸、膵臓)
答えを見る
答え
3
<解説> 肝臓、胆嚢、膵臓は消化腺である。

消化器系に関する記述のうち、間違っているものを選べ。

  1. 消化器系は、飲食物を消化して生命維持の必要な栄養分として吸収し、その残滓を体外に排出する器官系である。
  2. 消化管は胃から肛門まで続く管であり、平均的な成人で約9mある。
  3. 膵臓は、弱アルカリ性である膵液を胃へ分泌し、消化を助ける。
  4. 胃から分泌される胃酸には胃内を強酸性に保つ役目やペプシノーゲンをトリプシンにする作用がある。
答えを見る
答え
2
<解説> 消化管は口腔から肛門まで続く管であり、平均的な成人で約9mある。

血液についての記載で(  )内に入る正しい語句はどれか。

血液は( a )からなり、( b )を全身の組織に供給し( c )を排泄器官へ運ぶ。

  1. (a)赤血球と白血球, (b)酸素や栄養分, (c)二酸化炭素や老廃物
  2. (a)血漿と血球, (b)酸素や二酸化炭素, (c)栄養分や老廃物
  3. (a)血漿と血球, (b)酸素や栄養分, (c)二酸化炭素や老廃物
  4. (a)赤血球と血小板, (b)酸素や栄養分, (c)二酸化炭素や老廃物
答えを見る
答え
3
<解説> 血液はホルモンの運搬によって体内各所の器官・組織相互の連絡を図る役割もある。

血漿の成分で間違っているものはどれか。

  1. グロブリン
  2. アルブミン
  3. 脂質
  4. ヘモグロビン
答えを見る
答え
4
<解説> 血漿は90%以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等の蛋白質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。ヘモグロビンは赤血球に含む。

循環器系の記載で(   )内に入ることのできない語句はどれか。

体液(血液やリンパ液)を体内に循環させ、酸素、栄養分等を全身の組織へ送り、老廃物を排泄器官へ運ぶための器官系で心臓、血管系、(  、  、  )からなる。

  1. 血液
  2. 脾臓
  3. リンパ系
  4. 心筋
答えを見る
答え
4
<解説> 心臓、血管系、血液、脾臓、リンパ系を循環器系といい、血管系が心臓を中心とする閉じた管(閉鎖循環系)であるのに対して、リンパ系は末端がリンパ毛細管となって組織の中に開いている開放循環系である。

筋組織についての記載で(  )内に入ることのできないものはどれか。

筋組織は、筋細胞(筋繊維)とそれらをつなぐ結合組織からなり、その機能や形態によって(   、   、   )に分類される。

  1. 骨格筋
  2. 平滑筋
  3. 心筋
  4. シナプス
答えを見る
答え
4
<解説> シナプスとは神経細胞相互の接合部をいう。

脳についての記載で(  )内に当てはまる正しい言葉の組み合わせはどれか。

中枢神経系は( a )で繋がった脳と( b )から構成される。脳は記憶、情動、意思決定等の働きを行っている。脳における細胞同士の複雑かつ活発は働きのため、脳の重さは体重の約( c )%に過ぎないにもかかわらず、血液の循環量は心拍出量の15%、酸素の消費量は全身の20%、ブドウ糖の消費量は全身の( d )%と多い。

  1. (a)脊髄, (b)延髄, (c)3, (d)20
  2. (a)延髄, (b)脊髄, (c)5, (d)25
  3. (a)視床下部, (b)脊髄, (c)7, (d)30
  4. (a)頚椎, (b)延髄, (c)6, (d)35
答えを見る
答え
2
<解説> 脳の下部には自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位がある。延髄には、心臓中枢、呼吸中枢等がある。脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、脳を介さずに刺激を返す場合(脊髄反射)もある。

末梢神経系についての記載で(  )内に当てはまる正しい語句はどれか。

脳や脊髄から体の各部へと伸びている末梢神経系は、その機能に着目して、随意運動、知覚等を担う体系神経系と、呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う(  )に分類される。

  1. 交感神経系
  2. 副交感神経系
  3. 自律神経系
  4. 神経節
答えを見る
答え
3
<解説> 自律神経系は交感神経系と副交感神経系からなる。神経節は神経細胞体や神経線維が集まってこぶ状になったもの。

自律神経系について(  )内に当てはまる正しい語句の組み合わせはどれか。

自律神経は 交感神経系と副交感神経系からなる。交感神経と副交感神経は効果器でそれぞれの神経の末端から( a )を放出し効果器を作動させている。交感神経の( a )は( b )と( c )、副交感神経の( a )は( d )である。ただし汗腺を支配する交換神経線維の末端では例外的に( d )が放出される。

  1. (a)ホルモン, (b)アドレナリン, (c)アセチルコリン, (d)ノルアドレナリン
  2. (a)神経伝達物質, (b)ノルアドレナリン, (c)アドレナリン, (d)アセチルコリン
  3. (a)シナプス, (b)セロトニン, (c)ドーパミン, (d)アセチルコリン
  4. (a)神経伝達物質, (b)アセチルコリン, (c)アドレナリン, (d)L-dopa
答えを見る
答え
2
<解説> 概ね交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した体勢をとるよう働き、副交感神経は体が食事や休憩等の安息状態となるように働く。

症状から見た主な副作用で間違った組み合わせのものはどれか。

  1. (アナフィラキシー様症状) --- (即時型過敏反応)
  2. (スティーブンス・ジョンソン症候群) --- (肝機能障害)
  3. (偽アルドステロン症) --- (塩分、水分貯留、尿量減少、血圧上昇)
  4. (ライエル症候群) --- (中毒性表皮壊死症)
答えを見る
答え
2
<解説> スティーブンス・ジョンソン症候群は皮膚粘膜眼症候群のことで、高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短期間に全身の皮膚、口、目の粘膜に現れる病態。

arrow_drop_up