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WEB問題集

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第27回:
“主な医薬品とその作用 Part11”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

アレルギーとその医薬品に関する記述のうち間違っているものはどれか。

  1. アレルゲンに対して徐々に体を慣らしていく治療法を減感作療法という。
  2. アレルギー症状を軽減するには、アレルゲンの除去、回避しかない。
  3. アレルギー症状が現れる前から予防的に一般用医薬品のアレルギー用薬を使用することは適当でない。
  4. 蕁麻疹や鼻炎等のアレルギー症状に対する医薬品の使用は、基本的に対症療法である。
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答え
2
<解説> アレルギー症状の軽減にはアレルゲンの除去、回避は重要であるが、減感作療法や抗アレルギー剤の使用により軽減を図ることも可能である。

点眼薬における記述のうち正誤の組み合わせで正しいものはどれか。

  1. 点眼薬は結膜嚢に適用するものであるため、通常、無菌的に製造されている。
  2. 点眼後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じて、薬液を結膜嚢内に行き渡らせる。その際、目尻を軽く押さえると薬液が鼻腔内に流れ込むのを防ぐことができ効果的である。
  3. 点眼薬は家族であれば共用しても良い。
  4. 点眼薬はコンタクトレンズ装着時使用不可能である。
  1. (1)正, (2)正, (3)誤, (4)正
  2. (1)正, (2)誤, (3)正, (4)誤
  3. (1)誤, (2)正, (3)誤, (4)誤
  4. (1)正, (2)誤, (3)誤, (4)誤
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答え
4
<解説> 点眼薬は点眼後目頭を押さえることで薬液が鼻腔内に流れ込むことを防ぐことができる。目尻ではない。点眼薬は別の人と共用しないこと。又、コンタクトレンズはハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズに関わらず、使用可能なものがある。

点眼薬の成分と作用に関する記述のうち間違っているものはどれか。

  1. ナファゾリン硝酸塩: 目の充血を除去する。
  2. イプシロンーアミノカプロン酸: 皮膜形成により外部の刺激から保護する。
  3. アラントイン: 炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す。
  4. コンドロイチン硫酸ナトリウム: 結膜や角膜の乾燥を防ぐ
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答え
2
<解説> イプシロンーアミノカプロン酸は炎症物質の生成を抑える作用を示す。眼粘膜の蛋白質と結合して皮膜を形成し、外部の刺激から保護する(収斂)作用を期待して、硫酸亜鉛が配合されている場合がある。

外皮用薬に含まれる成分とその成分を配合する目的で間違っているものの組み合わせはどれか。

  1. レゾルシン: 細菌や真菌類の蛋白質を変性させ殺菌消毒作用を示す。
  2. ヒドロコルチゾン: ステロイド剤の抗炎症作用を期待している。
  3. リドカイン: 局所麻痺成分
  4. クロタミトン: 冷感刺激成分
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答え
4
<解説> クロタミトンは皮膚に軽い灼熱感を与えることで痒みを感じにくくさせる効果を期待して配合されている。

以下はある塗り薬に配合された成分表である。医薬品の成分と作用に関する記述のうち正しい組み合わせはどれか。

  • <成分・分量 1g中>
  • クロタミトン 100mg
  • ヒドロコルチゾン酢酸エステル 2.5mg
  • グリチルリチン酸 5mg
  • ジフェンヒドラミン塩酸塩 10mg
  • アラントイン 2mg
  • イソプロピルメチルフェノール 1mg
  1. ヒドロコルチゾン酢酸エステルは炎症を抑える作用がある。
  2. アラントインは組織修復作用を期待して用いられている。
  3. グリチルリチン酸は痒みをとめる成分である。
  4. クロタミトンは殺菌作用を有する。
  1. (1, 2)
  2. (1, 3)
  3. (2, 3)
  4. (3, 4)
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答え
1
<解説> クロタミトン、ジフェンヒドラミンは痒み止め、ヒドロコルチゾン酢酸エステル、グリチルリチン酸は抗炎症作用、イソプロピルメチルフェノールは殺菌作用を持つ。

以下の成分分量の記載より効果があると考えられる効能はどれか。

  • <成分>
  • イオウ 3%
  • レゾルシン 2%
  • トコフェロール酢酸エステル 0.5%
  • グリチルリチン二カリウム 0.5%
  1. シミ・そばかす
  2. 吹き出物
  3. にきび
  4. 虫さされ
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答え
3
<解説> イオウ、レゾルシンはにきびに効果がある。

禁煙補助剤に関する記述のうち(  )内に入る正しい語句の組み合わせはどれか。

禁煙を達成するには本人の(1)に加えてニコチン離脱症状を軽減する(2)が有効とされる。禁煙補助剤は、ニコチンを有効成分とする医薬品であり、ガムのように噛むと唾液が多く分泌されニコチンが唾液とともに飲み込まれてしまい、効果が薄れるとともに、吐き気や腹痛等の副作用が現れやすくなるのでゆっくり断続的に噛むことが大切である。又、口腔内が(3)になるとニコチンの吸収が低下する。

  1. (1)健康状態, (2)ニコチン置換療法, (3)酸性
  2. (1)禁煙意欲, (2)ニコチン減感作療法, (3)アルカリ性
  3. (1)健康状態, (2)ニコチン減感作療法, (3)アルカリ性
  4. (1)禁煙意欲, (2)ニコチン置換療法, (3)酸性
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答え
4
<解説> 禁煙に伴うイライラ感、集中困難、落ち着かないなどのニコチン禁断症状は、通常、開始から1~2週間の間に起きることが多い。

以下の記述に効能効果を有するビタミン剤はどれか。

口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、湿疹、皮膚炎、ただれ、かぶれ、にきび、肌荒れ、手足のしびれの症状に用いられる。

  1. ビタミンA
  2. ビタミンB1
  3. ビタミンB6
  4. ビタミンE
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答え
3
<解説> ビタミンAは目の乾燥感、夜盲症の症状の緩和、ビタミンEは血行促進、ビタミンB1は多発性神経炎、脚気に効果がある。

外用痔疾用薬に用いられる局所麻痺成分でないものはどれか。

  1. リドカイン塩酸塩
  2. アミノ安息香酸エチル
  3. ジブカイン塩酸塩
  4. ナファゾリン塩酸塩
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答え
4
<解説> ナファゾリン塩酸塩は血管収縮による止血効果を期待して、配合されている。

尿検査に関する記述のうち間違っているものはどれか。

  1. 尿糖検査は尿中の糖の有無を判断できるが、その結果から疾患の有無を判断することはできない。
  2. 尿蛋白検査は早朝尿を採取して検体とする。
  3. 尿検査は空腹時がよいので検査前に運動しても構わない。
  4. 正確な検査結果を得るためには、中間尿を採取するのが望ましい。
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答え
3
<解説> 尿検査前に激しい運動をすると、起立性の蛋白が検出されて、正確な結果が得られない。

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