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WEB問題集

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第293回:
“主な医薬品とその作用 Part100”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

滋養強壮保健薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)ビタミン等を含む保健薬の中でしみ、そばかす等、特定部位の症状に対する効能があるのは医薬品である。
  • (b)医薬部外品の保健薬は配合成分や分量は人体に対する作用が緩和なものに限られている。
  • (c)ゴオウの配合は、医薬品においてのみ認められている。
  • (d)1種類以上のビタミンを主薬とし、そのビタミンの有効性が期待される症状及びその補給に用いられることを目的とする内服薬をビタミン主薬製剤という。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> ビタミン成分を多く摂取したからと言って、症状の改善が早まることはない。脂溶性ビタミンを多く過剰摂取すると過剰症を生じることがある。

第1欄の記述は、ビタミンの働きに関するものである。(   )の中に入れるべき字句は第2欄のどれか。

第1欄 (   )は、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素である。

第2欄

  1. ビタミンA
  2. ビタミンB1
  3. ビタミンB2
  4. ビタミンB12
  5. ビタミンC
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答え
4
<解説> ビタミンAは夜間視力の維持、ビタミンB1は神経の正常な働きを維持、ビタミンB2は脂質代謝に関与、ビタミンCは抗酸化作用などがある。

次の1~5で示される生薬成分のうち、内臓を取り除いたマムシを基原とし、強壮、血行促進、強精(性機能の亢進)等の作用を期待して用いられるものはどれか。

  1. ロクジョウ
  2. サフラン
  3. センソ
  4. ハンピ
  5. インヨウカク
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答え
4
<解説> ロクジョウはマンシュウジカの幼角、サフランはアヤメ科のサフランの柱頭、センソはシナヒキガエル等の毒腺の分泌物、インヨウカクはイカリソウ等の地上部を基原とする生薬

第1欄の記述は、漢方処方製剤に関するものである。第1欄の記述に該当する漢方処方製剤として正しいものは第2欄のどれか。

第1欄 体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎に適すとされているが、体の虚弱な人には不向きとされる。まれに重篤な副作用として肝機能障害、間質性肺炎、腸間膜静脈硬化症が起こることが知られている。

第2欄

  1. 黄連解毒湯
  2. 防已黄耆湯
  3. 防風通聖散
  4. 大柴胡湯
  5. 清上防風湯
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答え
1
<解説> 漢方処方製剤では、「カンゾウ」「マオウ」「ダイオウ」の使用上の注意が良く出題されます。

生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)ブシは、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
  • (b)カッコンは、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
  • (c)ブクリョウは、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
  • (d)サンザシは、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられる。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
5
<解説> この他に特に出題されやすい生薬として、ウワウルシ、オウバク、カノコソウ、カミツレ、カンゾウ、ゴオウ、サイコ、ジャコウ、センソ、センナ、ダイオウ、ヒマシ油、マオウ、ロートコン、ロクジョウがあります。

次の記述は、感染症の防止と消毒薬に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)一般に、夏はウイルスによる食中毒が、冬は細菌による食中毒が発生することが多いと言われている。
  • (b)食中毒は、手指や食品、調理器具等に付着した細菌やウイルス等が、経口的に体内に入って増殖することで生じる。
  • (c)滅菌とは物質中に生存する微生物の数を減らすことをいう。
  • (d)食中毒の流行時期には、集団感染を防止するため念入りに、消毒薬を用いた処置を行うことが有効である。

  1. (a,c)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
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答え
4
<解説> a 一般に、夏は細菌による食中毒が、冬はウイルスによる食中毒が発生することが多いと言われている。
c 物質中に生存する微生物の数を減らすことは殺菌・消毒。 滅菌とは物質中のすべての微生物を殺滅または除去すること。

殺菌消毒成分と取扱い上の注意に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)クレゾール石鹸液は、大部分のウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
  • (b)エタノールは、脱脂による肌荒れを起こしやすく、皮膚へ繰り返して使用する場合には適さない。
  • (c)消毒薬を誤って飲み込んだ場合、一般的な家庭における応急処置として、通常は多量の牛乳などを飲ませる。
  • (d)次亜塩素酸ナトリウムは、強い酸化力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
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答え
1
<解説> 消毒薬の成分は手指や皮膚、器具などに使用できるか、ウイルスに有効である等の特徴を覚えましょう。

次の記述は、殺虫剤・忌避剤と衛生害虫に関するものである。正しいものの組み合わせ はどれか。

  • (a)殺虫剤・忌避剤のうち、人体に対する作用が緩和な製品については医薬部外品として製造販売されている。
  • (b)忌避剤には、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果がある。
  • (c)衛生害虫の除去を目的とする殺虫剤には劇薬に該当するものはない。
  • (d)ハエの幼虫(ウジ)の防除法としては、通常、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられる。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (c,d)
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答え
2
<解説> b 忌避剤には、虫さされによる痒(かゆ)みや腫れなどの症状を和らげる効果がない。
c 衛生害虫の除去を目的とする殺虫剤には劇薬に該当するものもある。

殺虫成分・忌避成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)カーバメイト系殺虫成分は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と可逆的に結合する。
  • (b)オルトジクロロベンゼンは、ウジ、ボウフラの防除の目的で使用される。
  • (c)有機リン系殺虫成分の殺虫作用は、アセチルコリンエステラーゼの働きを増強することによる。
  • (d)ディートを含有する忌避剤は生後6ヵ月未満の乳児には使用を避けることとされている。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
1
<解説> c 有機リン系殺虫成分の殺虫作用は、アセチルコリンエステラーゼの働きを阻害することによる。

妊娠と妊娠検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)妊娠が成立すると、妊婦の脳下垂体からヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が分泌され始める。
  • (b)一般的な妊娠検査薬は、月経予定日を過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。
  • (c)高濃度のタンパク尿や糖尿の場合、非特異的な反応が生じて擬陽性を示すことがある。
  • (d)検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、又は低い場合、正確な検査結果が得られないことがある。

  1. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
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答え
2
<解説> a 妊娠が成立すると、妊婦の絨毛細胞からヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が分泌され始める。

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