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第64回:
“医薬品の適正使用・安全対策 Part9”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
次の製薬企業による医薬品等の副作用等の報告に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。
- (a) 副作用報告について、報告期限は特に定められていないが、必要性を認めた場合においては適宜、速やかに市町村長または保健所に送付すること。
- (b) 医薬部外品、化粧品による健康被害については自発的な情報協力が要請されている。
- (c) 医薬品との因果関係が必ずしもはっきりしない場合は報告の対象とならない。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- 答え
- 4
医薬品との因果関係が必ずしもはっきりしない場合にも報告の対象となりうる。
次の医薬品副作用被害救済制度に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a) 健康食品の使用による健康被害については給付の対象とならない。
- (b) 製品不良による健康被害については給付の対象になる。
- (c) 医薬品を適正に使用して生じた健康被害であっても、特に医療機関での治療を要さずに寛解したような軽度なものについては給付の対象とならない。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- 答え
- 3
医薬品PLセンンターへの相談が推奨される。
次の医薬品副作用被害救済制度に関する記述について( )内に入る正しい語句の組み合わせはどれか。
救済給付業務に必要な費用は、給付費については独立行政法人医薬品医療機器総合機構法第19条の規定に基づいて(a)から年度ごとに納付される拠出金があてられるほか、事務費についてはその(b)額は(c)により賄われている。
- (a)国庫補助, (b)全, (c)製薬企業
- (a)製薬企業, (b)全, (c)国庫補助
- (a)国庫補助, (b)2分の1相当, (c)製薬企業
- (a)製薬企業, (b)2分の1相当, (c)国庫補助
- 答え
- 4
次の医薬品の副作用等による健康被害救済に関する記述について、正しいものはどれか。
- 医薬品副作用被害救済給付の対象となるには、添付文書や外箱等に記載されている用法・用量、使用上の注意に従って使用されていることが基本となる。
- 救済給付の対象となる健康被害の程度としては、副作用による疾病のため、入院した場合である。
- 日本薬局方収載医薬品はすべて、救済制度の対象となる。
- 一般用医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求にあたっては医師の診断書があればよい。
- 答え
- 1
次の医薬品副作用被害救済制度に基づく給付の種類に関する記載で誤ったものが含まれている組み合わせはどれか。
- 医療費・遺族年金・葬祭料
- 医療手当・障害年金・遺族一時金
- 障害一時金・遺族年金・医療手当
- 障害児養育年金・遺族年金・医療手当
- 答え
- 3
次の小柴胡湯についての記述について( )内に当てはまる正しい語句はどれか。
小柴胡湯による( a )については、1991年4月以降、使用上の注意に記載されていたが、その後( b )との併用例による( a )が報告されたことから、1994年1月 ( b )との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。
- (a)偽アルドステロン症, (b)グリチルリチン酸
- (a)間質性肺炎, (b)グリチルリチン酸
- (a)偽アルドステロン症, (b)インターフェロン製剤
- (a)間質性肺炎, (b)インターフェロン製剤
- 答え
- 4
次の塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)含有製品についての記載で間違っているものはどれか。
- PPAは鼻水、鼻づまり等の症状の緩和を目的として使用されていた。
- PPAは高脂血症患者に脳出血等の副作用が複数報告された。
- 米国では女性が食欲抑制剤として使用していた。
- 日本では、脳出血の副作用報告から、厚生労働省から代替成分として塩酸プソイドエフェドリン等への速やかな切り替えについての指示がなされた。
- 答え
- 2
次の医薬品に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- カフェインを含む成分を主薬とする眠気防止薬は胃液の分泌が亢進する。
- 前立腺肥大のある人ではプソイドエフェドリン塩酸塩で尿閉を生じるおそれがある。
- インドメタシンは喘息発作を誘発する恐れがある。
- パパベリン塩酸塩は白内障を悪化させる恐れがある。
- 答え
- 4
アンプル入りかぜ薬についての記載で( )内に入る正しい字句の組み合わせはどれか。
解熱鎮痛成分として( )が配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で1959年から1965年までの間に計38名の死亡例があった。アンプル剤は他の剤型に比べて吸収が早く血中濃度が急速に高値に達するため通常用量でも副作用を生じやすいことが確認されたため、1965年、厚生省(当時)より関係製薬企業に対し、アンプル入りのかぜ薬製品の回収が要請された。
- アスピリン、スルピリン
- イブプロフェン、エテンザミド
- サリチルアミド、エテンザミド
- アミノピリン、スルピリン
- 答え
- 4
医薬品の適正使用のための啓発活動について、誤っているものはどれか。
- 登録販売者においては医薬関係者として、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のため、啓発活動に積極的に参加、協力することが期待されている。
- 毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、広報活動やイベント等が実施されている。
- 6月26日は国際麻薬乱用撲滅デーである。
- 毎年6月26日から1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
- 答え
- 4