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WEB問題集

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第313回:
“医薬品の適正使用・安全対策 Part51”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

医薬品の適正使用に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)一般用医薬品は、薬剤師、登録販売者その他の医薬関係者から提供された情報に基づき一般の生活者が購入し、自己の判断で使用するものである。
  • (b)医薬品の適正使用の重要性等に関しては、違法な薬物の乱用につながるおそれがあるため、小中学生には啓発すべきではない。
  • (c)医薬品は、効能・効果、用法・用量、起こり得る副作用等、その適正な使用のために必要な情報(適正使用情報)を伴って初めて医薬品としての機能を発揮する。
  • (d)一般用医薬品は、その添付文書又はその容器若しくは被包に対して、「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載義務はない。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
2
<解説> b 小中学生のうちから啓発が重要である。
d 「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等、一般検査薬では「使用方法」が記載義務づけられている。

一般用医薬品の添付文書に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)添付文書の内容は、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、2年に1回定期的に改訂される。
  • (b)一般用医薬品を使用した人が医療機関を受診する際に、その添付文書を持参し、医師や薬剤師に見せて相談がなされることが重要である。
  • (c)販売名に薬効名が含まれている場合には、薬効名の記載は省略されない。
  • (d)添付文書の販売名の上部に、「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。また、必要なときに読めるよう大切に保存すること。」等の文言が記載されている。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
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答え
4
<解説> a 必要に応じて随時改訂される。
c 販売名に薬効名が含まれている場合(例:OO胃腸薬)には、薬効名の記載は省略されることがある。

一般用医薬品の製品表示に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)1回服用量中0.01mLのアルコールを含有する内服液剤(滋養強壮を目的とするもの)は、アルコールを含有する旨及びその分量が記載されている。
  • (b)「保管及び取扱い上の注意」の項のうち、医薬品の保管に関する事項は、添付文書を見なくても確認できるよう、医薬品の容器や包装にも記載されている。
  • (c)配置販売される医薬品の使用期限は、「消費期限」として記載される。
  • (d)医薬品の外箱には、資源の有効な利用の促進に関する法律(平成3年法律第48号)に基づく、容器包装の識別表示(識別マーク)が記載されている。

  1. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
2
<解説> a 1回服用量中0.1mLのアルコールを含有する内服液剤(滋養強壮を目的とするもの)は、アルコールを含有する旨及びその分量が記載されている。
c 「配置期限」として記載される。

一般用検査薬の添付文書に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)人体に直接使用しない検査薬では、キットの内容及び成分・分量のほか、添加物として配合されている成分も記載しなければならない。
  • (b)人体に直接使用しない検査薬では、「販売名及び使用目的」が記載されている。
  • (c)妊娠検査薬では、使用者がその検査結果のみで確定診断するおそれがあるため、検出感度は記載されていない。
  • (d)検査結果が陰性であっても何らかの症状がある場合は、再検査するか又は医師に相談する旨等が記載されている。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  5. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
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答え
1
<解説> a 人体に直接使用しない検査薬は、記載は除かれる。
c 検出感度は記載されている。

一般用医薬品の添付文書の記載事項に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)使用上の注意として、容認される軽微な症状については、記載されることはない。
  • (b)添加物として配合されている成分については、製薬企業界の自主申し合わせに基づいて、添付文書及び外箱への記載がなされている。
  • (c)病気の予防・症状の改善につながる事項(いわゆる「養生訓」)は、添付文書の必須記載事項ではない。
  • (d)購入者等からの相談に応じるための窓口担当部門の名称、電話番号、受付時間等が記載されている。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
5
<解説> a 容認される軽微な症状については「次の症状が現れることがある」として記載される。

一般用医薬品の添付文書の副作用の記載に関する次の記述について、 ( )に入れるべき字句の正しい組合せを下欄から選びなさい。

副作用については、まず一般的な副作用について( a )に症状が記載され、そのあとに続けて、( b )発生する重篤な副作用について( c )に症状が記載されている。

  1. (a)副作用名ごと, (b)まれに, (c)発現部位別
  2. (a)副作用名ごと, (b)頻繁に, (c)発現部位別
  3. (a)副作用名ごと, (b)連用により, (c)発現部位別
  4. (a)発現部位別, (b)まれに, (c)副作用名ごと
  5. (a)発現部位別, (b)頻繁に, (c)副作用名ごと
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答え
4
<解説> 一般用医薬品では副作用と考えられる症状等を生じた場合、いったん使用を中止したうえで適切な対応が円滑に図られるよう、記載がなされている。

緊急安全性情報に関する次の記述の正誤について、正しい組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)緊急安全性情報は、A4サイズの黄色地の印刷物で、イエローレターとも呼ばれる。
  • (b)総合機構の医薬品医療機器情報配信サービスによる配信の他に、製造販売業者からも医療機関や薬局等へ情報伝達される場合もある。
  • (c)厚生労働省からの命令、指示、製造販売業者の自主決定等に基づいて作成される。
  • (d)医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多く、一般用医薬品に関係した緊急安全性情報が発出されたことはない。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
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答え
3
<解説> d 一般用医薬品にも緊急安全性情報が発出されたことがある。

総合機構のホームページに掲載されている情報であるものを「正」、そうでないものを「誤」として、正しい組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)製造販売業者や医療機関から報告された、医薬品による副作用が疑われる症例情報
  • (b)一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書情報
  • (c)医薬品の製品回収に関する情報
  • (d)新たに許可を取得した医薬品製造販売者の情報

  1. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
4
<解説> d 新たに製造販売が許可された医薬品の承認情報が記載される。

次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書の使用上の注意で、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「ぜんそくを起こしたことがある人」と記載することとされている外用鎮痛消炎薬の配合成分として、正しいものを1つ選びなさい。

  1. アセトアミノフェン
  2. タンニン酸アルブミン
  3. ピロキシカム
  4. テオフィリン
  5. メキタジン
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答え
3
<解説> ピロキシカム の他に、インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェン等の外用鎮痛消炎薬がある。

次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書の使用上の注意で、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「妊婦又は妊娠していると思われる人」と記載することとされている成分として、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. エストラジオール
  2. エチニルエストラジオール
  3. ヒマシ油類
  4. ジフェンヒドラミン塩酸塩
  5. オキセサゼイン
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答え
4
<解説> ジフェンヒドラミン塩酸塩は妊婦又は妊娠していると思われる人でなく、授乳中の人は乳児に昏睡を起こすおそれがある。

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