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第116回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part20”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
次の記述の正誤について正しい組み合わせを下欄から1つ選びなさい。
- (a)医薬品は本来、人体にとって異物であるため、また医薬品が人体に及ぼす作用は複雑、かつ多岐に渡りそのすべては解明されているが、人によっては好ましくない反応を生じる。
- (b)一般用医薬品であっても医療用薬品と同様に、科学的な根拠に基づく適切な理解や判断によって適正な使用が図られる必要がある。
- (c)一般用医薬品の中には人体に直接使用されないものについては、人の健康に及ぼす影響は考える必要はない。
- (a)正, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正
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- 4
(c) 人体に直接使用されないものについても人の健康に影響を及ぼすおそれのあるものがあり、注意が必要である。
次の記述の正誤について正しい組み合わせを下欄から1つ選びなさい。
- (a)医薬品は人の生命や健康に密接に関連するものであり、高い水準で均一な品質が保証されていなければならない。
- (b)薬事法では健康被害の可能性のある医薬品について、異物等の混入、変質等があってはならない旨を定めている。
- (c)医薬品の販売等を行うものは医薬品の有効性、安全性等に関する新たな情報の付加に円滑に対応できるように、新しい情報の把握に努める必要がある。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤
- (a)正, (b)誤, (c)誤
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- 答え
- 2
次の記述の正誤について、正しい組み合わせを下欄から1つ選びなさい。
- (a)普段医薬品にアレルギーを起こしたことがない人では、すべての医薬品の過敏反応を考えなくてもよい。
- (b)薬理作用のない添加物(黄色4号、カゼイン、亜硫酸塩等)もアレルギーを引き起こす原因物質となりえる。
- (c)アレルギーには、体質的・遺伝的な要素にのみ原因があり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人が居る場合には注意が必要である。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
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- 5
(c) アレルギーには、体質的・遺伝的な要素にのみ原因があるのではない。
次の副作用についての記述の正誤について正しい組み合わせを下表から1つ選びなさい。
- (a)一般用医薬品は、軽度な疾病に伴う症状の改善等を図るためのものであり、一般の生活者が自らの判断で使用するものであることにかんがみて、通常はその使用を中断することによる不利益よりも、重大な副作用を回避することが優先され、その兆候が現れたときには基本的に使用を中止すること。
- (b)副作用は容易に異変を自覚できるものばかりではない。
- (c)医療用医薬品による副作用の発生時と、一般用医薬品による副作用の発生時の対応は基本的に同じである。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)誤
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- 4
次の記述の正誤について正しい組み合わせを下欄から1つ選びなさい。
- (a)保健機能食品は各種ビタミン、ミネラルに対して「特定の保健機能の表示」ができる。
- (b)特定保健用食品とは1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国が定めた上・下限値の規格基準に適合している食品のことである。
- (c)健康食品を定義する法律はなく、効能・効果が確認されたものでもない。『栄養補助食品』や『サプリメント』、『ダイエット食品』と呼ばれることもある。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正
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- 5
他の医薬品や食品との相互作用、飲み合わせについての記載で誤っているものを選びなさい。
- 複数の医薬品を併用した場合、又は特定の食品と一緒に摂取した場合に、医薬品の作用が増強することを相互作用という。
- 相互作用には医薬品が吸収、代謝、分布又は排泄される過程で起こるものと、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものがある。
- 一般用医薬品は1つの医薬品の中に作用の異なる複数の成分を組み合わせて含んでいることが多く、他の医薬品と併用した場合、同様な作用を持つ成分が重複することがある。
- 副作用や相互作用のリスクを減らす観点から緩和を図りたい症状が明確である場合は、なるべくその症状にあった成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい。
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- 1
小児についての記載で誤っているものを1つ選びなさい。
- 小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が高い。
- 吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいため、自律神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
- 肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出すぎたり、副作用がより強く出ることがある。
- 成人用の医薬品の量を減らして小児に与えるような安易な使用は避けるべきである。
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- 2
高齢者についての記載で正誤の正しい組み合わせを選びなさい。
- (a)医薬品の使用上の注意等において「高齢者」という場合には、おおよその目安として70歳以上を指す。
- (b)一般に高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が現れにくく、若年時と比べて効果が現れにくい。
- (c)高齢者は生理機能の衰えのほか、のどの筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている場合があり、内服薬をのどに詰まらせやすい。
- (d)高齢者は持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって、基礎疾患の症状が悪化し、治療の妨げとなる場合がある。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 答え
- 2
妊婦及び妊娠していると思われる女性の一般用医薬品の使用についての記載で誤っているものを選びなさい。
- 妊婦は、体調の変調や不調を起こしやすいため、一般用医薬品を使用することにより、症状の緩和を図ろうとする場合もあるが、その対処が適当かどうかを含めて慎重に考えるべきである。
- 一般用医薬品においては、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価は容易である。
- ビタミンA含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。
- 配合成分やその用量によっては、流産や早産を誘発するおそれがある便秘薬がある。
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- 答え
- 2
次の記述の正誤について正しい組み合わせを下欄から選びなさい。
- (a)一般用医薬品の中にも乳汁中に移行するものが知られている。
- (b)乳幼児に好ましくない影響が及ぶことがあるので、授乳中はいかなる場合も一般用医薬品を摂取するべきではない。
- (c)医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人については、登録販売者において、一般用医薬品との併用の可否を判断することは困難なことが多い。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤
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- 2