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WEB問題集

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第136回:
“人体の働きと医薬品 Part23”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

筋組織に関する記述について、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 骨格筋は横紋筋とも呼ばれる。収縮力が強く、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋であるが、疲労しやすく、長時間の動作は難しい。
  2. 骨格筋は運動を続けることでエネルギー源として蓄えられているグリコーゲンが減少し、酸素や栄養分の供給不足が起こるとともに、グリコーゲンの代謝に伴って生成する酢酸が蓄積して筋組織の収縮性が低下する。
  3. 不随意筋は平滑筋のみである。
  4. 筋組織は神経からの指令によって収縮するが、骨格筋は体性神経系(運動神経)で支配されるのに対して、不随意筋は自律神経に支配されている。
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答え
3
<解説> 平滑筋だけではなく心筋も自律神経によって支配されている不随意筋である。

骨に関する記述について、誤っているものはどれか。

  1. 骨は成長が停止した後も一生を通じて破壊と修復が行われている。
  2. 無機質は骨に硬さを与え、有機質は軟骨の柔軟性を保つ。
  3. すべての骨の骨髄で造血が行われているわけではない。
  4. 骨の基本構造は骨質、骨膜、骨髄、関節軟骨の四組織からなる。
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答え
2
<解説> 骨を構成する無機質は炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質で、それらの無機質は骨に硬さを与えるが、有機質(蛋白質及び多糖体)は骨の強靭さを保つ。

中枢神経系に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a)脳の重さは体重の約5%であるが、ブドウ糖の消費量は全身の約10%と多い。
  • (b)小児では血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。
  • (c)脳と延髄は脊髄でつながっている。
  • (d)延髄には心臓中枢があり、脊髄には呼吸中枢がある。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  3. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  4. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  5. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
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答え
3
<解説> 脳のブドウ糖消費量は全身消費量の約25%と多い。脳と脊髄は延髄で繋がっていて、呼吸中枢は延髄にある。

効果を及ぼす各臓器・器官(効果器)と副交感神経の働きの関係について(  )に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

効果器       副交感神経の働き
末梢血管    (      a        )
肝臓       (      b        )
膀胱       (      c        )

  1. (a)収縮, (b)グリコーゲンの分解, (c)排尿筋の弛緩
  2. (a)拡張, (b)グリコーゲンの合成, (c)排尿促進
  3. (a)収縮, (b)グリコーゲンの分解, (c)排尿促進
  4. (a)拡張, (b)グリコーゲンの合成, (c)排尿抑制
  5. (a)収縮, (b)グリコーゲンの分解, (c)排尿抑制
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答え
2
<解説> 排尿筋を弛緩すると排尿抑制を行い、収縮したときは排尿を促進する。副交感神経は排尿筋を収縮させる。

医薬品の吸収とその作用に関する記述について、誤っているものはどれか。

  1. 内服薬の吸収は主に小腸でなされる。一般的に消化管からの吸収は消化管が積極的に医薬品の成分を取り込むのではなく、濃い方から薄い方へ拡散していくことによって、消化管にしみ込んでいく。
  2. 皮膚に適用する医薬品は局所的な効果を目的とするものが殆どであり、全身作用が現れることはない。
  3. 肝臓機能が低下した状態にある人では正常な人に比べて、効き目が強すぎたり、副作用を生じたりしやすくなる。
  4. 循環血液中に移行した成分は未変化体またはその代謝物が腎臓で濾過され、大部分が尿中に排泄されるが、腎機能の低下した人では医薬品が効果を示す前に濾過されてしまい十分な作用が期待できない。
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答え
2
<解説> 皮膚に適用する医薬品は、局所的な効果を目的とするものでも全身作用が表れることがある。

薬の体内での動きについて、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 循環血液中に移行した医薬品の有効成分は血流によって体内各部の器官や組織へ運ばれて作用する。その際医薬品の成分分子は標的となる期間や組織の表面に分布する特の蛋白質(受容体)を介さず全身作用をもたらす。
  2. 医薬品がその薬効をもたらすには医薬品の有効成分がその作用対象に達するとすぐに効果を発揮し始める。
  3. 一度に多量の医薬品を摂取したり、十分な間隔をあけずに追加摂取したりして血中濃度を高くすればするほど効果は、大きくなるが、副作用も免れない。
  4. 複数の医薬品を併用したときは、血液中に複数の医薬品成分が存在することになるが、血漿蛋白質の量はそれに応じて変化しないため、結合する蛋白質を医薬品成分の分子同士が奪い合って、複合体を形成していない遊離型分子の割合が増し、代謝や排泄に影響が生じ、効き目が強すぎたり、副作用を起こしたりしやすくなる。
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答え
4
<解説> ビタミンやミネラルなどのように体内成分を補給する医薬品のように受容体を介さずに全身作用をもたらすものもあるが、殆どの医薬品成分は受容体に結合して作用を現わす。

薬の剤型に関する記述について、誤っているものはどれか。

  1. 有効成分が適用部位に留まりやすい剤型として軟膏やクリーム剤が用いられる。クリーム剤は水で洗い流しやすくする場合に用い、軟膏剤は適用部位を水から遮断する場合に用いることが多い。
  2. カプセル剤はカプセルの原材料として広く用いられているゼラチンがブタ等の蛋白質であるため、アレルギーを持つ人では使用を避ける等の注意が必要である。
  3. 噴霧剤は有効成分を霧状にする等して局所に吹き付ける剤型で、手指等では塗りにくい部位に用いる場合又比較的広範囲な部位に適用する場合に用いられる。
  4. トローチは飲み込まずに口の中で医薬品を舐めて徐々に溶かして使用し、チュアブル錠は水を用いず、口の中で噛み砕いて服用しなければならない。
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答え
4
<解説> チュアブル錠は口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤型であり、水なしでも水と一緒にでも服用できる。

偽アルドステロン症に関する記述について正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)体内にカリウムと水が貯留し、身体からナトリウムが失われたことに伴う症状である。
  • (b)体が小柄な人や高齢者において生じやすいとされる。
  • (c)複数の医薬品の飲み合わせや、食品との相互作用で起こることがある。
  • (d)副腎皮質からのアルドステロンが多く分泌されて生じる。

  1. (b,c)
  2. (b,d)
  3. (a,c)
  4. (c,d)
  5. (a,b)
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答え
1
<解説> 偽アルドステロン症はアルドステロン分泌が増えていないにもかかわらず、体内にナトリウムと水が貯留し、カリウムが失われたことに伴う症状である。

医薬品の副作用による間質性肺炎に関する記述について誤っているものはどれか。

  1. 息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳、発熱等が医薬品の使用から1~2週間程度の間に起こる。
  2. 気管支又は肺胞が細菌に感染して生じたものを間質性肺炎という。
  3. 間質性肺炎では肺胞と毛細血管の間でのガス交換効率が低下して、血液に酸素が十分取り込めずに低酸素状態となる。
  4. かぜ、気管支炎等の症状と区別が難しい。症状が一時的に改善することもあるが、悪化すると肺線維症となる場合がある。
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答え
2
<解説> 気管支又は肺胞が細菌に感染して生じたものは通常の肺炎で、間質(肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織)でおきた肺炎を間質性肺炎という。

皮膚に現れる医薬品の副作用に関する記述について、誤っているものはどれか。

  1. 化学物質、金属等による皮膚刺激に対して皮膚が敏感に反応して、強い痒みを伴う湿疹・発赤、腫れ、刺激感、水泡・ただれ等の激しい症状を接触皮膚炎という。
  2. 接触皮膚炎はアレルギー性と刺激性とに大別されるが、触れた部分の皮膚にのみ生じ、正常な皮膚との境目がはっきりしている。
  3. 原因となった医薬品との接触がなくなり、症状がおさまれば、再びその医薬品と接触しても抗体ができていて再発することはない。
  4. かぶれ症状は、紫外線に曝されて初めて起こることもある。その場合紫外線に曝された部分から全身へ広がり、重篤化する場合がある。
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答え
3
<解説> 原因となった医薬品との接触を中止して症状が治まっても、再びその医薬品と接触すると再発する。

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