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WEB問題集

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第113回:
“人体の働きと医薬品 Part19”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

骨の構造、機能に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a)骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊と修復が行われている。骨吸収を骨形成が互いに密接な連絡を保ちながら進行し、これが繰り返されることで骨の新陳代謝が行われる。
  • (b)骨を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなるが、それらのカルシウムが骨から溶け出し、ほぼ同量のカルシウムが骨に沈着する。無機質は骨の強靭さを保ち、有機質は骨に硬さを与える。
  • (c)骨の関節面は弾力性に富む柔らかな軟骨層に覆われ、これが衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかにしている。関節周囲を包む膜の外側には靱帯があって、骨を連結し、関節部を補強している。
  • (d)骨は骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化することにより、造血機能を持つ。

  1. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
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答え
1
<解説> 無機質は骨に硬さを与え、有機質は骨の強靱さを保つ。

神経系に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせを選びなさい。

  • (a)末梢神経系はその機能に着目して随意運動、知覚等を担う体性神経系と、呼吸や血液の循環等のように生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自律神経系に分類される。
  • (b)自律神経系は交感神経と副交感神経からなる。効果を及ぼす各臓器・器官に対して、交感神経と副交感神経は互いに拮抗して働き、一方が活発になっているときには他方は活動を抑制して、効果器を制御している。
  • (c)交感神経の神経伝達物質はアセチルコリン、副交感神経の神経伝達物質はアドレナリンとノルアドレナリンである。但し汗腺を支配する副交感神経線維の末端はアドレナリンが伝達物質として放出される。
  • (d)中枢神経系は脳と脊髄から構成される。脳と脊髄は脳幹でつながっていて、脳幹には呼吸中枢、心臓中枢等がある。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
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答え
2
<解説> 交感神経の神経伝達物質はアドレナリンとノルアドレナリン、副交感神経の神経伝達物質はアセチルコリンである。脳と脊髄は延髄でつながっていて、呼吸中枢も心臓中枢も延髄にある。

交感神経系による効果器とその反応の組み合わせのうち誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 目 ― 瞳孔散大
  2. 唾液腺 ― 唾液分泌亢進
  3. 末梢血管 ― 収縮
  4. 腸 ― 運動低下
  5. 肝臓 ― グリコーゲンの分解
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答え
2
<解説> 唾液腺では少量の粘性の高い唾液を分泌するが、唾液分泌を亢進するのは副交感神経の働きである。

薬の吸収、代謝、排泄に関する次の記述について誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 内服薬は多くの場合、胃で有効成分が溶出し、吸収は主として小腸でなされる。一般に消化管からの吸収は、消化管が積極的に医薬品の成分を取り込むのではなく、薄い方から濃い方へ拡散していくことによって、消化管にしみ込んでいく。
  2. 坐剤は肛門から挿入すると直腸内で溶ける。直腸内壁の粘膜は薄く、その下を静脈が豊富に通っており、有効成分が容易に循環血液中に入るため、全身作用が速やかに現れる。
  3. 消化管で吸収された医薬品の成分は消化管の毛細血管から血液中へ移行する。その血液は門脈を経由して肝臓に入るので、吸収された成分は循環血流に乗って全身へ巡る前に、肝臓を通過する際に酵素の働きにより代謝を受けることになる。
  4. 皮膚に適用する医薬品は、適用部位に対する局所的な効果を目的とするものがほとんどである。殺菌消毒薬のように、有効成分が皮膚の表面で作用するものもあるが、多くの場合皮膚から浸透して作用し、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無や程度などによって影響を受ける。
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答え
1
<解説> 消化管からの吸収は消化管が積極的に医薬品の成分を取り込むのではなく、濃いほうから薄いほうへ拡散していくことによって、消化管にしみ込んでいく。

薬の使用方法に関する次の記述について誤っているものを1つ選びなさい。

  1. トローチは薬効を期待する部位が口の中や喉に対するものである場合が多く、飲み込まずに口の中で医薬品を舐めて徐々に溶かして使用する。
  2. チュアブル錠は口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤型であり、水なしでも服用できる。
  3. カプセル剤はカプセル内に散剤や顆粒剤、液剤などを充填などした剤型であり、内服用の医薬品として広く用いられている。カプセルの材料として広く用いられているゼラチンは卵の蛋白質であるため、アレルギーを持つ人では使用を避けるなどの注意が必要である。
  4. 外用液剤は局所に用いるもので、軟膏剤やクリーム剤に比べて、適用した表面が乾きやすいという特長がある一方、適用した部位に直接的な刺激感等を与える場合がある。
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答え
3
<解説> ゼラチンはブタなどの蛋白質である。

以下の15歳未満の小児に使用してはいけない成分のうち誤っているものを1つ選びなさい。

  1. サザピリン
  2. イブプロフェン
  3. テオクル酸プロメタジン
  4. アセトアミノフェン
  5. オキセサゼイン
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答え
4
<解説> サザピリンはアスピリン同様、外国においてライ症候群との関連性が示唆されているため。イブプロフェン、オキセサゼインは一般用医薬品では小児向けの製品はない。

全身に現れる副作用に関する次の記述について、正しいものの組み合わせを下欄から選びなさい。

  • (a)皮膚粘膜眼症候群は高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水泡等の激しい症状が、比較的短期間に全身の皮膚、口、目の粘膜に現れる病態で、同症候群について最初に報告をした二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれる。 発生頻度は人口1万人あたり年間1~6人と報告されている。現状では発症機序の詳細は明確にされておらず、また関連があるとされる医薬品の種類も多いため、発症を予測することは困難である。
  • (b)中毒性表皮壊死症は全身が広範囲にわたって赤くなり、全身の10%以上に火傷様の水泡、皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ高熱、口唇の発赤・びらん、目の充血等の症状を伴う病態で最初に報告をした医師の名前にちなんでライエル症候群とも呼ばれる。
  • (c)アナフィラキシーは医薬品の成分に対する即時型の過敏反応(アレルギー)である。発生頻度は低いが、以前にその医薬品の使用によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人では起きるリスクは低いとされている。
  • (d)アナフィラキシー様症状とは初めて使用した医薬品で起きる場合等、その原因がアレルギーかどうかはっきりしないときの呼称である。アナフィラキシーと同様の症状が現れる。

  1. (a,b)
  2. (b,c)
  3. (c,d)
  4. (b,d)
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答え
4
<解説> スティーブンス・ジョンソン症候群の発生頻度は人口100万人当たり年間1~6人と報告されている。以前にその医薬品の使用によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことのある人は起きるリスクは高い。

薬疹に関する記述について、正しいものの組み合わせを選びなさい。

  • (a)医薬品を使用してから1~2日までの間に起きることが多く、長期間服用してから生じることはない。
  • (b)アレルギー体質の人や、以前に薬疹を起こしたことがある人で生じやすいが、それまで薬疹を経験したことがない人であっても、二日酔いや食べすぎ、肉体疲労等の状態のとき現れることがある。
  • (c)あらゆる医薬品で起きる可能性があり、同じ医薬品で生じる発疹は同じである。
  • (d)多くの場合、原因となった医薬品の使用を中止すれば、症状は次第に寛解する。ただし、一度軽度の薬疹ですんだ人でも再度同種の医薬品を使用した場合には、ショック、アナフィラキシー様症状等の重篤な副作用を生じるおそれがある。

  1. (a,b)
  2. (b,c)
  3. (b,d)
  4. (d,a)
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答え
3
<解説> 薬疹は使用してから1~2週間までの間に起きることが多いが長期間服用してから生じることもある。同じ医薬品でも生じる薬疹は様々である。

呼吸機能に現れる副作用について誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 間質性肺炎は気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。
  2. 間質性肺炎は肺胞と毛細血管の間でガス交換効率が低下して、血液に酸素が充分取り込めずに低酸素状態となる疾患である。
  3. 喘息は原因となる医薬品を使用して短時間で、鼻水・鼻づまりが起こり、続いて咳、喘鳴、呼吸困難を生じて、それらが次第に悪化する。
  4. これまでに医薬品の使用によって喘息発作を起こしたことがある人では重症化しやすいため、同種の医薬品の使用を避ける必要がある。
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答え
1
<解説> 間質性肺炎は間質(肺の中で肺胞と毛細血管を取り込んで支持している組織)で起きた肺炎である。

医薬品による副作用の発症に関する次の記述について正しいものの組み合わせを選びなさい。

  • (a)自律神経系に働いて、交感神経系を抑制する作用がある成分が配合された医薬品の使用によって、膀胱の排尿筋の収縮が抑制され、排尿困難症を起こすことがある。
  • (b)抗コリン作用がある成分が配合された医薬品の使用によって、眼圧が低下することがあり、眼痛、目の充血とともに急激な視力低下を起こすことがある。
  • (c)医薬品の作用により胃や十二指腸の粘膜が障害され、組織が損傷した状態であり、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐き気、胃痛、空腹時にみぞおちが痛くなる、消化管出血に伴って、糞便が黒くなるなどの症状が起きることがある。
  • (d)医薬品の作用によって、腸管運動が麻痺して腸内容物の通過が妨げられると、腸閉塞様症状を呈し、激しい腹痛やガス排出の停止、嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れることがある。

  1. (a,c)
  2. (b,d)
  3. (a,d)
  4. (c,d)
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答え
4
<解説> 副交感神経抑制薬(抗コリン薬)は排尿困難症を起こし、眼圧を上昇させる等の副作用がある。

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