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第287回:
“主な医薬品とその作用 Part98”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
含嗽薬に配合される成分の相互作用又は副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬では、まれにショック(アナフィラキシー)のような全身性の重篤な副作用を生じることがある。
- (b)トラネキサム酸については鶏卵アレルギーの既往歴ある人では皮膚粘膜眼症候群のような重篤な副作用を生じることがある。
- (c)ポビドンヨードが配合された含嗽(がんそう)薬では、甲状腺におけるホルモン産生に影響を及ぼす可能性がある。
- (d)妊娠中に摂取されたヨウ素の一部は授乳中に移行することが知られている。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
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- 答え
- 5
健胃薬に配合される生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)オウバクは、ミカン科のキハダ又はフェロデンドロン・キネンセの周皮を除いた樹皮を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。
- (b)リュウタンは、クマ科のヒグマその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もある。
- (c)センブリは、リンドウ科のセンブリの開花期の全草を基原とする生薬で、芳香による健胃作用を期待して用いられる。
- (d)チンピは、ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
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- 答え
- 3
c.センブリは、苦味による健胃作用
次の記述は、止瀉薬に配合される成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)ロペラミド塩酸塩は、便秘を避けなければならない肛門疾患がある人でも使用できる。
- (b)タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、卵に含まれる成分であるため、卵にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。
- (c)ロペラミド塩酸塩は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いることを目的としている。
- (d)炭酸カルシウムは、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させることを目的として用いられる場合がある。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 答え
- 4
b. タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは牛乳に含まれる成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。
ヒマシ油に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。
- リパーゼの働きによって生じる分解物が大腸を刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられている。
- 吸収された成分は母乳中には移行しない。
- 瀉下作用は弱いため、3歳未満の乳幼児に使用される。
- 主に誤食・誤飲等による中毒の場合などに用いられるが、防虫剤や殺鼠剤を誤って飲み込んだ場合のような脂溶性の物質による中毒には使用を避ける必要がある。
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- 答え
- 4
2. 吸収された成分は母乳中に移行する。
3.3歳未満の乳幼児には使用をさける。
次の記述は、胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)鎮痛鎮痙作用としてエンゴサク、シャクヤクが配合されている場合がある。
- (b)ブチルスコポラミン臭化物は、交感神経の伝達物質であるアセチルコリンと受容体の反応を妨げることにより、胃痛を鎮める。
- (c)オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を亢進する作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。
- (d)パパベリン塩酸塩は、消化管の粘膜及び平滑筋に直接働いて胃腸の痙攣を鎮める作用を示すとされるが、眼圧を上昇させる作用も示すことが知られている。
- (a,d)
- (a,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 答え
- 1
c.オキセサゼインは、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える。
浣腸薬に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 注入剤を使用する場合は、薬液の放出部を肛門(こうもん)に差し込み、薬液だまりの部分を絞って、薬液を押し込むように注入する。
- 便秘の場合に排便を促すことを目的として、直腸内に適用される医薬品である。
- 注入剤があまった場合は冷蔵庫に保管して使用する。
- 腹痛が著しい場合や便秘に伴って吐き気や嘔吐が現れた場合には、急性腹症の可能性があり、浣腸薬の配合成分の刺激によってその症状を悪化させるおそれがある。
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- 答え
- 3
駆虫薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばない。
- (b)カイニン酸を含む生薬として、マクリが配合されている場合がある。
- (c)サントニンは、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされる。
- (d)パモ酸ピルビニウムは、尿や糞便が赤く着色することがある。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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- 答え
- 3
次の1~5で示される強心薬に用いられる成分のうち、ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を起原とする生薬はどれか。
- ジャコウ
- センソ
- ロクジョウ
- ゴオウ
- シンジュ
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- 答え
- 4
高コレステロール改善薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、 正しい組み合わせはどれか。
- (a)大豆油不鹸化物(ソイステロール)には、腸管におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
- (b)リノール酸は、肝臓におけるコレステロールの代謝を促す効果を期待して用いられる。
- (c)ビタミンEは、コレステロールからの過酸化脂質の生成を抑える作用があるとされる。
- (d)パンテチンは、高密度リポタンパク質(HDL)産生の異化排泄を促進し、リポタンパクリパーゼ活性を高めて、低密度リポタンパク質(LDL)等を高める作用 があるとされる。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
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- 答え
- 1
ユビデカレノンに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)ユビデカレノンは別名コエンザイムQ10とも呼ばれる。
- (b)摂取された栄養素からエネルギーが産生される際に、ビタミンKとともに働く。
- (c)軽度な心疾患により日常生活の身体活動を少し越えたときに起こる動悸き、息切れ、むくみの症状に用いられる。
- (d)心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって、血液循環の改善効果を示すとされる。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
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- 答え
- 4