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第250回:
“主な医薬品とその作用 Part85”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
かぜ(感冒)の諸症状とかぜ薬の働きに関する以下の記述について、誤っているものはどれか。
- かぜの症状は、通常は数日から1週間程度で自然寛解する。
- かぜの原因となるウイルスは、200種類を超えると言われている。
- かぜ薬とは、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去する医薬品の総称である。
- インフルエンザ(流行性感冒)は、かぜと同様、ウイルスの呼吸器感染によるものであるが、感染力が強く、また、重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われる。
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- 3
解熱鎮痛成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。
- アスピリンやサザピリンはピリン系の解熱鎮痛成分であり、ピリン疹と呼ばれるアレルギー症状をもたらすことがある。
- エテンザミドについては、15歳未満でインフルエンザにかかっている時は使用を避ける。
- アスピリンは、血液を凝固しにくくする作用を有する。
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- 2
次の記述は、解熱鎮痛成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)アスピリン喘息は、アスピリン特有の副作用であり、他の解熱鎮痛成分では生じない。
- (b)アセトアミノフェンは、ライ症候群の発生との関連性が示唆されている。
- (c)イブプロフェンは、解熱鎮痛作用の他に、抗炎症作用も期待できる。
- (d)イソプロピルアンチピリンは、ピリン系解熱鎮痛成分によって薬疹等のアレルギー症状を起こしたことのある人には、使用しない。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 4
b.ライ症候群の発生との関連性が示唆されているのは、アスピリン、エテンザミド、サリチルアミドなどのサリチル酸系解熱鎮痛成分である。
ヒスタミンと抗ヒスタミン成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 眠気を促す物質である抗ヒスタミンは、脳の下部にある、睡眠・覚醒に関与する部位に置いてヒスタミンの働きを抑えるため、眠気が促される。
- 主成分が抗ヒスタミン成分である睡眠改善薬は慢性的に不眠症状がある人を対象としたものではない。
- ホルモンのバランスの変化により妊娠中に生じる睡眠障害は、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の適用の対象となる。
- 抗ヒスタミン成分を含有する医薬品を服用後は、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事させてはならない。
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- 3
カフェインに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)胃液の分泌を抑制させる作用があり、副作用として胃腸障害が現れることがある。
- (b)脳に軽い興奮状態を引き起こし、眠気や倦怠感を除去することを目的として配合されることがある。
- (c)循環血液中に移行したカフェインの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達することが知られている。
- (d)腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
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- 4
鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の代表的な配合成分に関する以下の記述のうち、間違っているものはどれか。
- スコポラミン臭化水素酸塩は、肝臓で代謝されにくいため、ジフェンヒドラミンと比べて作用時間は長い。
- 3歳未満では自律神経系が未発達であるため、乗り物酔いが起ることはほとんどない。
- ジフェニドール塩酸塩は、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させるほか、乗物酔いに伴う頭痛を和らげる作用も期待される。
- プロメタジンを含む成分には、外国において乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある。
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- 1
咳や痰、鎮咳去痰薬の働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)鎮咳去痰薬は、咳を鎮める、痰の切れを良くする、また、喘息症状を和らげることを目的とする医薬品の総称である。
- (b)気道粘膜に炎症が生じると、咳が誘発されるほか、気管や気管支が収縮して喘息を生じることがある。
- (c)気道に吸い込まれた埃や塵などの異物が、気道粘膜の線毛運動によって排出されないときなど、それらを排除しようとして反射的に咳が出る。
- (d)咳はむやみに抑え込むべきではないが、長く続く咳は体力の消耗や睡眠不足をまねくなどの悪影響もある。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
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- 答え
- 1
次の記述は、鎮咳去痰薬として用いる漢方処方製剤に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)五虎湯及び麻杏甘石湯は、いずれも構成生薬としてマオウを含む。
- (b)麦門冬湯は、水様たんの多い人には不向きとされる。
- (c)半夏厚朴湯は、構成生薬としてカンゾウを含む鎮咳去痰薬である。
- (d)柴朴湯には副作用として、間質性肺炎、肝機能障害、頻尿、排尿痛、血尿、残尿感等の膀胱炎様症状が現れることがある。
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
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- 答え
- 5
口腔咽喉薬やうがい薬(含嗽薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)授乳中に摂取されたヨウ素の一部は授乳中に移行することがある。
- (b)含嗽薬は、水で用時希釈又は溶解して使用するものが多いが、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。
- (c)口腔咽喉薬には、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていない。
- (d)ヨウ素系殺菌消毒成分が配合された含嗽薬は、局所的な作用を目的としているため、全身性の重篤な副作用は生じることはない。
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
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- 答え
- 2
次の記述は、口腔咽喉薬やうがい薬(含嗽薬)に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)噴射式の液剤では、息を吸いながら噴射すると気管支や肺に入ってしまうおそれがあるため、軽く息を吐いたり、声を出しながら噴射することが望ましい。
- (b)ヨウ素はレモン汁やお茶などに含まれるビタミンCと反応すると殺菌作用が増強される。
- (c)セチルピリジウム塩化物は、喉の粘膜を刺激から保護することを目的として用いられる。
- (d)ポビドンヨードが配合された含嗽薬では、その使用によって銀を含有する歯科材料(義歯等)が変色することがある。
- (a,b)
- (a,d)
- (b,c)
- (c,d)
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- 答え
- 2
c.セチルピリジウム塩化物は、殺菌消毒成分を目的として用いられる。