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WEB問題集

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第233回:
“主な医薬品とその作用 Part80”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

外用の歯痛薬に含まれる成分と、その主な配合目的に関する次の組み合わせの正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)
    【成分】・・・テーカイン
    【主な配合目的】・・・局所麻酔作用
  • (b)
    【成分】・・・サンシシ
    【主な配合目的】・・・抗炎症作用
  • (c)
    【成分】・・・フェノール
    【主な配合目的】・・・殺菌消毒作用
  • (d)
    【成分】・・・メントール
    【主な配合目的】・・・鎮痛・鎮痒作用

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
  4. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  5. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
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答え
4
<解説> 解説は割愛いたします。

痔疾用薬に配合される成分及び製剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)一般用医薬品の痔疾用薬では、肛門部又は直腸内に適応する外用薬のみが使用されている。
  • (b)止血作用を期待して、アドレナリン作動成分であるメチルエフェドリン塩酸塩が配合されていることがある。
  • (c)リドカインは止血効果を期待して配合される。
  • (d)乙字湯は、体力中等度以上で大便が硬く、便秘傾向のあるものの痔核(いぼ痔)、切れ痔、便秘、軽度の脱肛に適すとされている。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
3
<解説> a.一般用医薬品の痔疾用薬では、外用薬と内服薬が使用されている。
c.リドカインは局所麻酔を期待して配合される。

咳の薬の配合成分とその目的とする作用に関する組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。

  • (a)
    【配合成分】・・・ジプロフィリン
    【目的とする作用】・・・気管支拡張
  • (b)
    【配合成分】・・・ジメモルファンリン酸塩
    【目的とする作用】・・・抗ヒスタミン
  • (c)
    【配合成分】・・・ブロムへキシン塩酸塩
    【目的とする作用】・・・殺菌消毒
  • (d)
    【配合成分】・・・リゾチーム塩酸塩
    【目的とする作用】・・・抗炎症

  1. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> b.ジモルファンリン酸塩は中枢性鎮咳成分
c.ブロムへキシン塩酸塩は去痰成分

眼科用薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  • (a)洗眼薬は、目の洗浄、眼病予防に用いられるもので、主な配合成分として涙液成分のほか、抗ヒスタミン成分、抗炎症成分等が配合される。
  • (b)点眼後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を開けて、目頭を押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込み、効果的とされる。
  • (c)点眼の際に容器の先端が眼瞼(まぶた)や睫毛(まつげ)に触れると、雑菌が薬液に混入して汚染を生じる原因となるため、触れないように注意しながら1滴ずつ正確に点眼する。
  • (d)点眼薬は通常、無菌的に製造されている。

  1. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
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答え
4
<解説> b.点眼後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じて、薬液を結膜のう内に行きわたらせる。その際の目頭を押さえると薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐため、効果的とされる。

外皮用薬に用いられるステロイド性抗炎症成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

  • (a)副腎皮質ホルモンと共通する化学構造を持つ主な成分としては、デキサメタゾンやプレドニゾロン酢酸エステル等がある。
  • (b)アクリノールは黄色の色素で真菌、結核菌、ウイルスに対して効果がある。
  • (c)ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中に0.025mgを超えて含有する外皮用薬では、特に長期連用を避ける必要がある。
  • (d)エタノールは脱脂綿やガーゼに浸して患部に貼るとさらに消毒効果が増強するので必要に応じて行うべきである。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
2
<解説> b.アクリノールは黄色の色素で真菌、結核菌、ウイルスに対して効果がない。
d.エタノールは皮膚刺激性が強いので浸して患部に貼ることは避ける。

毛髪用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

  • (a)カシュウは、タデ科のツルドクダミの塊根を基原とする生薬で、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
  • (b)カルプロニウム塩化物は、末梢組織において抗コリン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
  • (c)ヒノキチオールは、精油成分で、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
  • (d)エストラジオール安息香酸エステルは、男性ホルモンの一種であり、脱毛抑制効果を期待して用いられる。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
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答え
2
<解説> b.カルプロニウム塩化物は、末梢組織においてアセチルコリンに類似した作用(コリン作用)を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
d.エストラジオール安息香酸エステルは、女性ホルモンの一種であり、脱毛抑制効果を期待して用いられる。

外用の歯痛・歯槽膿漏薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  • (a)歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)が修復されることにより歯痛を応急的に鎮めることを目的とする一般用医薬品である。
  • (b)木クレオソートは、殺菌消毒成分として歯痛薬に用いられるが、粘膜刺激を生じることがあるため、歯以外の口腔粘膜や唇に付着しないように注意が必要である。
  • (c)アラントインは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用が期待される。
  • (d)プロカイン塩酸塩は、齲蝕(むし歯)によって露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的として歯痛薬に用いられる。

  1. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> a.歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)が修復されることはなく、早めに医療機関(歯科)を受診して治療を受けるべきである。
b.木クレオソートは、殺菌作用の他、局所麻酔作用もある。歯以外の口腔粘膜や唇に付着しないように注意が必要であるのはフェノールである。

ニコチン及び禁煙補助剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

  • (a)禁煙補助剤はかむことにより口腔内でニコチンが放出され、唾液とともに飲み込まれた後、胃粘膜から吸収されて循環血液中に移行する咀嚼剤である。
  • (b)3ヶ月以内に心筋梗塞の発作を起こした人、重い狭心症や不整脈と診断された人では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがあるため、使用を避ける必要がある。
  • (c)ニコチンは、交感神経系を興奮させる作用を示すため、アドレナリン作動成分が配合された医薬品(鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、痔疾用薬等)との併用により、その作用を増強させるおそれがある。
  • (d)禁煙補助剤は妊婦又は妊娠していると思われる女性でも使用できる。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
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答え
3
<解説> a.禁煙補助剤はガムのようにかむと唾液が多く分泌され、ニコチンが唾液とともに飲みこまれてしまい、吐き気や腹痛等の副作用が現れやすくなる。
d.妊婦又は妊娠していると思われる女性はニコチンが胎児に影響を生じるおそれがあるので、使用を避ける必要がある。

衛生害虫及びその防除に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  • (a)ハエの駆除の基本は、ウジの防除であり、ウジの防除法としては、通常、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられる。
  • (b)ゴキブリの食品にサルモネラ菌、ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、ボツリヌス菌、O-157大腸菌等を媒介する。
  • (c)ジラミは、シラミの一種でなくカメムシ目に属する昆虫で、ナンキンムシとも呼ばれ、床や壁の隙間、壁紙の裏、畳の敷き合わせ目、ベッド等に潜伏する。
  • (d)屋内粉塵性ダニは、完全に駆除することは困難であるため、増殖させないということを基本に防除が行われることが重要である。

  1. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
5
<解説> 解説は割愛いたします。

忌避剤に関する次の記述のうち、間違っているものはどれか。

  1. 忌避剤は、人体に直接使用されるが、蚊、ツツガムシ等が人体に取り付いて吸血したり、病原菌等を媒介するのを防止するものであり、虫刺されによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。
  2. スプレータイプの忌避剤を使用した場合、塗りにむらがあると忌避効果が落ちるため、手で塗り広げるなどして、必要以上に使用しないことが重要である。
  3. イカリジンは年齢制限による使用制限がない忌避成分で、蚊やマダニなどに対して効果を発揮する。
  4. ディートは外国において動物実験で神経毒性が示唆されているため6歳未満の幼児への使用は避けることとされている。
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答え
4
<解説> ディートは外国において動物実験で神経毒性が示唆されているため6ヶ月未満の乳児への使用は避けることとされている。

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