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WEB問題集

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第232回:
“主な医薬品とその作用 Part79”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

循環器用薬及び循環器用薬に配合される成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. ルチンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
  2. 七物降下湯は、小児向けの漢方処方ではなく、小児への使用は避ける必要がある。
  3. ヘプロニカートは、ニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する作用がある。
  4. コウカは、心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされる。
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答え
4
<解説> 4.心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示すとされるのはユビデカレノン(別名コエンザイムQ10)である。

鎮痛の目的で用いられる漢方処方製剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに、尿量がすくないものの関節痛、神経痛に使用されるが、のぼせが強く赤ら顔で体力が充実している人には不向きとされている。
  • (b)芍薬甘草湯は、体力に関わらず、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむら返り、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適すとされる。
  • (c)薏苡仁湯は、体力中等度なものの関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛、神経痛に適すとされる。
  • (d)疎経活血湯は、体力中等度で痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適すとされる。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  4. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
4
<解説> 解説は割愛いたします。

眠気を促す薬に関する以下の記述のうち、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和に用いられる。
  • (b)小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。
  • (c)ブロムワレリル尿素は、反復して摂取すると、依存を生じることがある。
  • (d)慢性的に不眠症状がある人や、医療機関において不眠症状の診断を受けている人を対象とするものではない。

  1. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
5
<解説> 解説は割愛いたします。

口腔咽喉薬・含嗽薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

  • (a)口腔咽喉薬、含嗽薬は、口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品であるが、成分の一部が口腔や咽頭の粘膜から吸収されて全身的な影響を生じることがある。
  • (b)含嗽薬は、使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすい。
  • (c)ヨウ素系殺菌消毒薬成分が配合された含嗽薬は、局所的な作用を目的とする医薬品であるため全身性の副作用は生じない。
  • (d)咽頭の粘膜に付着したアレルゲンによる喉の不快感等の症状を鎮めることを目的として、抗ヒスタミン成分が配合されている場合がある。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  3. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
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答え
4
<解説> c.ヨウ素系殺菌消毒薬成分は全身的な影響を生じることがある。

第1欄の記述は、漢方処方製剤に関するものである。第1欄の記述に該当する漢方処方製剤として正しいものは第2欄のどれか。

第1欄
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、胃部不快感、腹痛、のぼせ、動悸等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

第2欄

  1. 葛根湯
  2. 桂枝茯苓丸
  3. 小青龍湯
  4. 牛車腎気丸
  5. 安中散
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答え
4
<解説> 解説は割愛いたします。

女性に現れる症状と婦人薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)婦人薬は、月経及び月経周期に伴って起こる症状を中心として、女性に現れる特有な諸症状の緩和と、保健を主たる目的とする医薬品である。
  • (b)月経の約10~3日前に現れ、月経終了と共に消失する頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、抑鬱などの精神症状を主体とするものを、月経前症候群という。
  • (c)女性ホルモン成分は、人工的に合成された女性ホルモンの一種で散剤に配合される。
  • (d)女性ホルモン成分の長期連用により血栓症を生じるおそれがあり、また、乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性もある。

  1. (a,c)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
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答え
2
<解説> b.月経の約10~3日前に現れ、月経開始と共に消失するのを月経前症候群という。
c.女性ホルモン成分は膣軟膏と膣坐薬のみで使用される。

アレルギー及びアレルギー用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)ジフェンヒドラミン塩酸塩は、授乳中の女性でも使用できる。
  • (b)皮膚症状が治まると喘息が現れるというように、種々のアレルギー症状が連鎖的に現れる場合は、一般用医薬品によって一時的な対処を図るよりも、医療機関で総合的な診療を受けた方がよい。
  • (c)鼻炎用点鼻薬と鼻炎用内服薬は同時に使用した方が効果的である。
  • (d)一般用医薬品には、アトピー性皮膚炎等による慢性湿疹等の治療に用いることを目的とするものはない。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> a.ジフェンヒドラミン塩酸塩は、授乳に移行することが知られているので授乳中の女性では使用できない。
c.鼻炎用点鼻薬と鼻炎用内服薬は同じ成分が配合されているので同時使用は不可である。

内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)ジフェンヒドラミンを含む成分については、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがある。
  • (b)抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示すため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがある。
  • (c)ブロメラインは、鼻腔内の刺激を伝達する交感神経系の働きを抑えることによって、くしゃみを抑えることを目的としている。
  • (d)鼻の症状を主とする人に適す漢方処方製剤としては当帰飲子がある。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
1
<解説> c.ブロメラインは、抗炎症成分
d.当帰飲子は主に皮膚炎に使用する。

鼻炎及び鼻炎用点鼻薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)スプレー式鼻炎用点鼻薬は、噴霧後に鼻汁とともに逆流する場合があるので、使用する前に鼻をよくかんでおく必要がある。
  • (b)ナファゾリン塩酸塩が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまりがひどくなりやすい。
  • (c)クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、アレルギー性の鼻炎や副鼻腔炎に対して有効である。
  • (d)一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎の他、蓄膿症などの慢性のものも対象となっていない。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  2. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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答え
3
<解説> 解説は割愛いたします。

泌尿器に用いられる漢方処方製剤に関する次の記述について、(  )の中に入れるべき製剤の正しい組み合わせはどれか。

( a )は、体力に関わらず、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされる。
( b )は、体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)、頻尿に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
( c )は、体力中等度以下で、疲れやすくて尿量減少または多尿で、ときに手足のほてり、口渇があるものの排尿困難、残尿感、頻尿、むくみ、痒み、夜尿症、しびれに適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、胃部不快感、腹痛、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

  1. (a)六味丸, (b)猪苓湯, (c)竜胆瀉肝湯
  2. (a)六味丸, (b)竜胆瀉肝湯, (c)猪苓湯
  3. (a)竜胆瀉肝湯, (b)猪苓湯, (c)六味丸
  4. (a)猪苓湯, (b)竜胆瀉肝湯, (c)六味丸
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答え
4
<解説> 解説は割愛いたします。

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