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WEB問題集

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第198回:
“薬事関係法規・制度 Part33”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

医薬品に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a)一般用医薬品の用法には注射等の侵襲性の高い使用方法は用いられていない。
  • (b)薬局、店舗販売業及び卸売販売業は医療用医薬品の販売等が認められている。
  • (c)医療用医薬品では年齢に応じて服用量が定められているなど、それを使用する一般の生活者による判断の余地は少ない。
  • (d)一般用医薬品では医師等の診療によらなければ一般に治癒が期待できない疾患に対する効能効果は認められていない。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
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答え
2
<解説> 医療用医薬品の販売がみとめられているのは薬局と卸売販売業である。医療用医薬品では医師等が医学的見地から患者の状態を診て適宜増減することが認められている場合が多いが、一般用医薬品では年齢に応じて服用量が定められているなど、それを使用する一般の生活者による判断の余地は少ない。

薬局開設者が毒薬又は劇薬を一般の生活者に対して販売又は譲渡する際に、当該医薬品を譲り受ける者から受けなければならない文書に記載すべき事項として、薬事法第46条に規定されてない項目はどれか。

  1. 譲受人の住所、氏名
  2. 使用の目的
  3. 譲受人の署名捺印
  4. 譲受人の職業
  5. 使用予定年月日
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答え
5
<解説> 品名、数量、譲渡年月日も記載すべき事項である。

生物由来製品に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a)生物由来製品の指定は厚生労働大臣が行う。
  • (b)生物由来品の指定は製品の使用による、効能効果に着目して指定されている。
  • (c)一般用医薬品には生物由来の原材料が用いられているものはない。
  • (d)人その他の生物(植物を除く)に由来するものを原料又は材料として製造される医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器のうち、保健衛生上特別の注意を要するものである。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
2
<解説> 生物由来製品は薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて厚生労働大臣が指定するものである。一般用医薬品においても、生物由来の原材料が用いられているものは少なくないが、現在のところ生物由来製品として指定されたものはない。

一般用医薬品のリスク区分に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)店舗販売業者は一般用医薬品を効能効果ごとに陳列することが優先される。
  • (b)リスク区分は一度指定された後でも適宜変更されることがある。
  • (c)一般用医薬品では直接の容器又は被包にではなく、添付文書にリスク区分ごとに定められた事項を原則として記載することが義務付けられている。
  • (d)既存の一般用医薬品と有効成分、分量、用法用量、効能効果等が明らかに異なる新一般用医薬品はその承認を受けてから、薬事法施行規則第159条の2に定める期間は第一類医薬品に分類される。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> 一般用医薬品のリスク区分ごとに定められた事項は、購入者がそのリスクの程度について判別しやすいよう、各製品の直接の容器、被包に記載することが義務付けられている。又、薬局開設者、店舗販売業者又は配置販売業者は一般用医薬品を陳列する場合には厚生労働省令で定めるところにより、第一類医薬品、第ニ類医薬品及び第三類医薬品を混在しないよう陳列しなければならない。

要指導医薬品、一般用医薬品の情報提供等について誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 要指導医薬品、第一類医薬品を販売する際には、薬剤師が書面を用いて必要な情報を提供し、品名、数量、販売等した日時を書面に記録し2年間保存しなければならない。
  2. 第二類医薬品、第三類医薬品を販売する際には、薬剤師又は登録販売者が必要な情報を提供するように努める必要がある。
  3. どのリスク区分に分類された一般用医薬品であっても、購入者等から相談があった場合には、薬剤師又は登録販売者が必要な情報提供をしなければならない。
  4. 薬局や店舗販売業者は、必要な情報を見やすい場所に掲示しなければならない。
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答え
2
<解説> 第三類医薬品については購入者から質問がなければ、薬事法上、積極的な情報提供に努める義務はない。

薬事法第50条の規定に基づき原則として一般用医薬品の直接の容器又は直接の被包に記載しなければならない事項として、正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)効能効果及び副作用
  • (b)製造番号又は製造記号
  • (c)製造業者の氏名又は名称及び住所
  • (d)リスク区分を示す表示

  1. (a,b)
  2. (c,d)
  3. (a,c)
  4. (b,d)
  5. (b,c)
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答え
4
<解説> 製造販売業者の氏名又は名称及び住所が必要であるが、副作用は必要ではない。他に、日本薬局方に収載されている医薬品については「日本薬局方」の文字等、重量、容量又は個数等の内容量、日本薬局方に収載されている医薬品以外の医薬品における有効成分の名称及びその分量、注意事項、適切な条件下で3年を超えて安定でない医薬品等厚生労働大臣の指定する医薬品における使用期限等がある。

薬事法第54条の記載禁止事項に関する次の記述について、誤っているものはどれか。

  1. 当該医薬品に関し虚偽又は誤解を招くおそれのある事項
  2. 当該医薬品について承認を受けていない効能又は効果
  3. 保健衛生上危険がある用法、用量又は保存方法
  4. 邦文で記載されていない
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答え
3
<解説> 保健衛生上危険がある用法、用量又は使用期間とされている。

医薬品の適正な販売広告に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a)医薬品については誇大広告等や承認前の広告が禁止されている。
  • (b)一般用医薬品の販売広告としては製薬企業等の依頼によりマスメディアを通じて行われるものであり、薬局や店舗販売業において販売促進のために用いられるチラシやダイレクトメールは薬事法の対象外である。
  • (c)承認されている効能効果のうち、一部のみを抽出した広告を行うことは適正ではない。
  • (d)医薬品の有効性又は安全性について、それが確実であることを保証するような表現がなされた広告は適切ではない。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
3
<解説> 広告の依頼主だけではなくその広告等に関与するすべての人が法第66条及び第68の対象となる。

医薬品の適正な販売方法についての記載について誤っているものはどれか。

  1. 医薬品を懸賞や景品として授与することは認められていない。
  2. 組み合わせ販売について、効能効果が重複するものの組み合わせは不適当である。
  3. 購入者が、その購入した医薬品を業として他者に提供することが推定される場合において、購入者の求めるままに医薬品を販売するのは適切ではない。
  4. キャラクターグッズ等を景品として医薬品を販売することは生活者に医薬品の過度の消費や乱用を助長する恐れがあるため認められない。
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答え
4
<解説> キャラクターグッズ等の景品類を提供して販売することに関しては、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められる。

薬事法第69条の規定により、都道府県知事が必要ありと認めるときに薬事監視員に行わせることができる行為に関する記述について誤っているものはどれか。

  1. 医薬品を業務上取り扱う場所へ立ち入り、その構造設備の検査、若しくは帳簿書類等の没収。
  2. 薬局開設者又は医薬品の販売業者に対して、必要な報告をさせる。
  3. 無承認無認可医薬品、不良医薬品又は不正表示医薬品等の疑いのある物品を試験のための必要な最少分量を収去させる。
  4. 従業員やその他の関係者に質問させる。
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答え
1
<解説> 帳簿書類は検査させること、必要な報告をさせることはできるが、没収させることはできない。

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