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WEB問題集

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第39回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part8”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

次の医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 医薬品は治験を終え承認された後に販売されるので、市販後に承認基準の見直し等が行われることはない。
  • (b) 一般用医薬品の販売に従事する専門家には、一般用医薬品についての知識さえあればよい。
  • (c) 医薬品は製品の成分分量、効能・効果、用法・用量等が変更になった場合にはそれが、添付文書や製品表示の記載に反映されている。
  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)正
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答え
4
<解説> 医薬品は市販後も医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっており、それらの結果を踏まえ、リスク区分の見直し、承認基準の見直し等がなされる。

医薬品の副作用等に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 医薬品を継続して使用する場合には、特段の異常が感じられなくても、定期的に検診を受けるよう、医薬品の販売等に従事する専門家が促していくことも重要である。
  • (b) 普段は医薬品にアレルギーを起こしたことが無い人は、アレルギー症状は起こさない。
  • (c) 医薬品を使用した場合に、期待される有益な反応(主作用)以外の反応を副作用という。
  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)正
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答え
3
<解説> 普段は医薬品にアレルギーを起こしたことが無い人でも、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、医薬品がアレルゲンになりやすく、思わぬアレルギーを生じることがある。 医薬品を使用した場合に主作用以外の好ましくない反応(有害事象)を副作用という。

一般用医薬品で他の医薬品と併用した場合、作用が強く出すぎたり、副作用を招く危険性が増すため併用を避けることが望ましい医薬品がある。以下のうちそれに当てはまらないものはどれか。

  1. アレルギー用薬
  2. 鎮咳去痰薬
  3. 鎮静薬
  4. 総合ビタミン剤
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答え
4
<解説> 併用を避けることとされる医薬品には総合ビタミン剤は含まれない。

医薬品の適正な使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 医薬品を適正に使用していても、副作用が現れることがある。
  • (b) 医薬品は定められた用量を超えて服用すると、思わぬ反応を生じることがある。
  • (c) 一般用医薬品にも習慣性がある成分を含んでいるものはない。
  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)正, (c)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤
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答え
2
<解説> 一般用医薬品の中にも習慣性・依存性のある成分を含んでいる物がある。

次の一般用医薬品の販売に従事する専門家が留意すべき事項に関する記述正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 購入者等が医療機関で治療を受けている場合には問題を生じるおそれがあれば使用を避けることができるよう情報提供がなされることが重要である。
  • (b) 必要以上の頻回購入や大量購入に対して、場合によっては販売を差し控えるなどの対応が望ましい。
  • (c) 乳児向けの用法用量が設定されている医薬品であっても、一般用医薬品による対処は夜間等、医師の診療を受けることが困難な場合にとどめるのが望ましい。
  1. (a)正, (b)正, (c)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤
  3. (a)正, (b)正, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
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答え
3
<解説> 乳児は一般用医薬品の使用の適否が見極めにくいため、基本的に診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限にとどめるのが望ましい。

医薬品の相互作用に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 相互作用として作用が弱まるのは、医薬品を増量することで解決する。
  • (b) 相互作用を回避するには、ある医薬品を使用している期間やその前後を通じて、その医薬品との相互作用を生じるおそれがある医薬品や食品の摂取を控えるなどする。
  • (c) 副作用や相互作用のリスクを減らす観点から、緩和を図りたい症状が明確である場合にはなるべくその症状にあった成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい。
  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤
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答え
2
<解説> 医薬品は通常の量を超えて使用することは適切ではない。

一般用医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 適正な使用がなされる限りは安全かつ有効な医薬品であっても、乱用により薬物依存を生じることがある。
  • (b) かぜ薬や抗ヒスタミン剤などを使用する時は、乗り物の運転を避けたほうが良い。
  • (c) 一般用医薬品を継続的に使用する場合、特段の異常が感じられなければ、検診等は要らない。
  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)正, (c)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤
  4. (a)誤, (b)誤, (c)正
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答え
2
<解説> 副作用は容易に異変を自覚できるものばかりではなく、血液や内臓機能への影響等のように直ちに明確な自覚症状として現れないこともあるので、継続して使用する場合には特段の異常が感じられなくても定期的に検診を受けるよう、医薬品の販売等に従事する専門家から促していくことも重要である。

医薬品に関する記述の正誤について、正しいものはどれか。

  1. 複数の疾病を有する人では、疾病ごとに種類が異なるので医薬品同士の相互作用はほとんど問題ない。
  2. 副作用や相互作用のリスクを減らす観点から、緩和を図りたい症状が明確である場合には、なるべくその症状にあった成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい。
  3. 副作用には医薬品が吸収、代謝、分布又は排泄される過程で起こるものと、医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものがある。
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答え
2
<解説> 複数の疾病を有する人では、疾病ごとに種類が異なっていても医薬品同士の相互作用はおこることがある。
医薬品の副作用は薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)によるものがある。

医薬品の使用上の注意等において、目安として用いられる年齢区分に関する記述について、(  )内に入る字句の正しい組み合わせはどれか。

乳児とは(a)、幼児とは(b)、小児とは(c)をいう。

  1. (a)生後4週以上1歳以下, (b)1歳以上5歳以下, (c)7歳以上15歳以下
  2. (a)生後4週以上1歳未満, (b)1歳以上7歳未満, (c)7歳以上12歳未満
  3. (a)生後4週以上3歳未満, (b)1歳以上7歳以下, (c)7歳以上12歳未満
  4. (a)生後4週以上1歳未満, (b)1歳以上7歳未満, (c)7歳以上15歳未満
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答え
4
<解説> 小児は医薬品を受けつける生理機能が未発達であるため特に配慮が必要である。

小児と医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の効果が早く現れる。
  • (b) 小児は肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品成分の代謝排泄に時間がかかり作用も現れにくい。
  • (c) 安全性の観点から小児への使用を避けることとされている医薬品の販売には使用者の把握に努めるなど積極的な情報提供が重要となる。
  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)正
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答え
3
<解説> 小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が高い。又、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品成分の代謝排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがある。

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