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WEB問題集

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第236回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part40”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

医薬品の本質に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)医薬品は、有効性、安全性等に関する情報が集積されており、随時新たな情報が付加されるものである。
  • (b)医薬品は、人の身体の構造や機能に影響を及ぼすことを目的としている生命関連製品である。
  • (c)一般用医薬品を選択するのは、登録販売者である。
  • (d)一般用医薬品は、リスク区分の見直しは行われない。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
4
<解説> c. 一般用医薬品を選択するのは、生活者で、その選択のために必要な情報を分かりやすくお伝えするのが登録販売者である。
d. 一般用医薬品は、リスク区分の見直し、承認基準の見直し等がなされている。

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  • (a)医薬品の副作用は、薬理作用による副作用とアレルギーに大別することができる。
  • (b)アレルギーは、医薬品の薬理作用とは関係なくあらゆる物質で起る。
  • (c)医薬品の副作用は、容易に異変を自覚できるものばかりでなく、血液や内臓機能への影響等のように、直ちに明確な自覚症状として現れないこともある。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)正
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤
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答え
1

医薬品の副作用に関する以下の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは「疾病の( a )、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に( b )量で発現する医薬品の( c )かつ意図しない反応」とされている。

  1. (a)予防, (b)用いられる最小, (c)有益
  2. (a)検査, (b)通常用いられる, (c)有害
  3. (a)予防, (b)通常用いられる, (c)有害
  4. (a)検査, (b)用いられる最小, (c)有益
  5. (a)予防, (b)通常用いられる, (c)有益
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答え
3
<解説> 副作用に定義には、世界保健機関(WHO)のものと、日本のもの(独立行政法人医薬品医療機器総合機構法)の2つがあります。

免疫とアレルギー(過敏反応)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)アレルギーは、医薬品の薬理作用とは関係なく起る。
  • (b)通常の免疫反応の場合、炎症やそれに伴って発生する痛み、発熱等は、人体にとって有害なものを体内から排除するための必要な過程である。
  • (c)免疫は、本来、細菌やウイルスなどが人体に取り込まれたとき、人体を防御するために生じる反応である。
  • (d)人体にとって、アレルゲンとなり得る物質は、特定の物質に限られている。

  1. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
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答え
5
<解説> d.人体にとって、アレルゲンとなり得る物質は、あらゆる物質によって引き起こされる。

薬理作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)医薬品は、十分注意して適正に使用すれば、副作用を生じることはない。
  • (b)薬物が生体の生理機能に影響を与えることを薬理作用という。
  • (c)医薬品による副作用の状況次第では、登録販売者などの専門家は、購入者等に対し、医療機関を受診するよう勧奨する必要がある。
  • (d)複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、その疾病に対して薬効をもたらす一方、別の疾病に対しては症状を悪化させたり、治療が妨げられたりすることもある。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  3. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
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答え
3

次の記述は、医薬品と食品の相互作用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)いわゆる健康食品と医薬品を一緒に摂取した場合、医薬品の作用は減弱するが、増強することはない。
  • (b)カフェインを含む総合感冒薬とコーヒーを一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取となるものもある。
  • (c)酒類(アルコール)をよく摂取する者では肝臓の代謝機能が低下していることが多いので、医薬品の代謝に影響を与えることがある。
  • (d)外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性がある。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
3
<解説> a.いわゆる健康食品と医薬品を一緒に摂取した場合、医薬品の作用は減弱するが、増強することもある。
c.酒類(アルコール)をよく摂取する者では肝臓の代謝機能が高まってしていることが多いので、医薬品の代謝に影響を与えることがある。

医薬品のリスク評価に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 新規に開発される医薬品のリスク評価は、安全性に関する非臨床試験の基準であるGood Laboratory Practice(GLP)に準拠して実施されている。
  2. ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準として、Good Vigilance Practice(GVP)が制定されている。
  3. 医薬品については、食品と同等の安全性基準が要求されている。
  4. 50%致死量(LD50)は、人間の毒性の指標として用いられる。
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答え
1
<解説> 2.ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準として、Good Clinical Practice(GCP)が制定されている。
3.医薬品については、食品などよりもはるかに厳しい安全基準が要求されている。
4.50%致死量(LD50)は、薬物の毒性の指標として用いられる。

健康食品等に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)健康増進や維持の助けとなる食品は、一般的に「健康食品」と呼ばれ広く使用されている。
  • (b)健康補助食品(いわゆるサプリメント)の中には、カプセル、錠剤等の医薬品と類似した形状で発売されるものも多い。
  • (c)機能性表示食品は、疾病に罹患している者の健康の維持及び増進に役立つ旨又は適する旨を表示するものである。
  • (d)WHOによれば、セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」こととされている。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
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答え
1
<解説> c.機能性表示食品は、疾病に罹患していない者の健康の維持及び増進に役立つ旨又は適する旨を表示するものである。

医薬品の不適正な使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)一般用医薬品は、購入者等の誤解や認識不足のために適正に使用されないことがある。
  • (b)一般用医薬品は、みだりに他の医薬品や酒類等と一緒に摂取するといった乱用がなされると、過量摂取による急性中毒を生じる危険性が高くなり、慢性的な臓器障害等を生じるおそれがある。
  • (c)医薬品の販売等に従事する専門家は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分ではない青少年が、好奇心から身近にある薬物を興味本位で乱用することがあるので、注意が必要である。
  • (d)薬物依存とは、ある薬物の精神的な作用を体験するために、その薬物を連続的、あるいは周期的に摂取することへの強迫(欲求)を常に伴っている行動等によって特徴づけられる精神的・身体的な状態のことである。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
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答え
1

次の記述は、小児等への医薬品の使用に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)7歳未満の幼児に使用される錠剤、カプセル剤等の医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するように添付文書に記載されている。
  • (b)小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。
  • (c)小児は血液脳関門が未発達であるため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
  • (d)小児の誤飲・誤用事故防止には、小児が容易に手に取れる場所や目につく場所に医薬品を置かないようにすることが重要である。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (c,d)
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答え
4
<解説> a.5歳未満の幼児に使用される錠剤、カプセル剤等の医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するように添付文書に記載されている。
b.小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。

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