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第257回:
“主な医薬品とその作用 Part88”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- マーキュロクロムは、結核菌やウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。
- アクリノールは、一般細菌類の一部に対する殺菌消毒作用を示す。
- オキシドール(過酸化水素水)は、一般細菌類の一部に対する殺菌消毒作用を示す。
- ヨウ素は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。
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- 答え
- 1
歯槽膿漏薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)う蝕により 露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的としてテーカイン等の局所麻酔成分が用いられる。
- (b)外用薬には、歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として、セチルピリジニウム塩化物等の殺菌消毒成分が配合されている場合がある。
- (c)内服薬には、歯周組織の炎症を和らげることを目的として、リゾチーム塩酸塩が用いられる場合がある。
- (d)コラーゲン代謝を改善して炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、ビタミンEが配合されている場合がある。
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
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- 答え
- 2
口内炎及び口内炎用薬に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 口内炎の発生の仕組みは必ずしも解明されていないが、栄養摂取の偏り、ストレスや睡眠不足、唾液分泌の低下、口腔内の不衛生などが要因となって生じることが多いとされる。
- 口内炎薬は、口内炎.舌炎の緩和を目的として口腔内局所に用いられる外用薬である。
- シコンは患部からの細菌感染を防止することを目的として用いられる。
- 口内炎は、口腔粘膜に生じる炎症で、口腔の粘膜上皮に水疱や潰瘍ができて痛み、ときに口臭を伴う。
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- 3
禁煙補助剤に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)ニコチンは副交感神経系を興奮させる作用を有するので、鎮咳去痰薬などアドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を増強させるおそれがある。
- (b)口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーなど口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避ける必要がある。
- (c)禁煙補助剤は、喫煙を完全にやめたうえで使用する。
- (d)妊婦又は妊娠していると思われる女性、母乳を与える女性では、摂取されたニコチンにより胎児又は乳児に影響が生じるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
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- 答え
- 1
滋養強壮保健薬に含まれるビタミン成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)ビタミンEは、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。
- (b)ビタミンAは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
- (c)ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。
- (d)ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
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- 答え
- 1
漢方処方製剤に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 漢方処方製剤は、症状の原因となる体質の改善を主眼としているものが多く、比較的長期間(1ヶ月位)継続して服用されることがある。
- 漢方処方製剤の使用により、間質性肺炎のような重篤な副作用を起こすことはない。
- 漢方処方製剤の用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しない。
- 患者の「証」(体質及び症状)に合わない漢方処方製剤が選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作用を招きやすくなる。
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- 2
感染症の防止と消毒薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)一般に夏は細菌による食中毒が、冬にはウイルスによる食中毒が発生することが多い。
- (b)滅菌は、生存する微生物の数を減らすために行われる処置である。
- (c)消毒薬によっては、殺菌消毒効果が十分得られない微生物が存在し、さらに、生息条件が整えば、消毒薬の溶液中で生存、増殖する微生物もいる。
- (d)消毒薬が微生物を死滅させる仕組み及び効果は、殺菌消毒成分の種類、濃度、温度、時間、消毒対象物の汚染度、微生物の種類や状態などによって異なる。
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
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- 答え
- 2
衛生害虫の種類と防除等に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)フェノトリンは、殺虫成分で唯一人体に直接適応される。
- (b)ゴキブリの燻蒸処理を行う場合は、その卵に医薬品の成分が浸透し、殺虫効果を示すため、一度の燻蒸処理で十分な効果が得られる。
- (c)ノミによる保健衛生上の害としては、主に吸血されたときの痒みであるが、元来、ペスト等の病原細菌を媒介する衛生害虫である。
- (d)ツツガムシは、野外に生息し、目視での確認が困難であるため、ツツガムシが生息する可能性がある場所に立ち入る際には、専ら忌避剤による対応が図られる。
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
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- 答え
- 2
下記の記述は衛生害虫の防除法の主な用法に関するものである。下記の記述に該当する剤型として正しいものはどれか。
空間噴射の殺虫剤のうち、容器中の医薬品を煙状又は霧状にして一度に全量放出させるものである。霧状にして放出するものは、煙状にするものに比べて、噴射された粒子が微小であるため短時間で部屋の隅々まで行き渡るというメリットがある。
処理が完了するまでの間、部屋を締め切って退出する必要がある。処理後は換気を十分に行い、ダニ等の死骸を取り除くために掃除機をかけることも重要である。
- 毒餌剤
- 蒸散剤
- 粉剤・粒剤
- スプレー剤
- 燻蒸剤
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- 答え
- 5
尿糖・尿タンパク検査に関する記述について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)採尿する時は出始めの尿ではなく中間尿が望ましい。
- (b)尿タンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。
- (c)通常、尿は弱酸性だが、食事などの影響で中性~弱アルカリ性になると正確な検査結果が得られない事がある。
- (d)検査薬の検出する部分を長い間、尿に浸すほど、正確な検査結果が得られる。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 答え
- 2
d.検査薬の検出する部分を長い間、尿に浸すと、正確な検査結果が得られない。