登録販売者.com

ログイン 無料登録

WEB問題集

WEB問題集

第244回:
“主な医薬品とその作用 Part83”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

点眼薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  • (a)コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない。
  • (b)点眼後は、数秒間、眼瞼(まぶた)を閉じて、薬液を結膜嚢内に行き渡らせるが、その際、目頭を押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的とされる。
  • (c)点眼の際には、容器の先端を眼瞼(まぶた)につけて、薬液が確実に目の中に入るように注意しながら1滴ずつ正確に点眼することとされている。
  • (d)点眼は基本的に片目に対して1滴で十分である。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
答えを見る
答え
4
<解説> c.点眼の際には、容器の先端を眼瞼(まぶた)につけないで、1滴ずつ正確に点眼することとされている。

点眼薬に配合される成分とその作用の関係が正しいものの組み合わせを下の1~5から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい

  • (a)
    【成分】・・・ネオスチグミンメチル硫酸塩
    【作用】・・・コリンエステラーゼの働きを抑える
  • (b)
    【成分】・・・ビタミンB6
    【作用】・・・血管を収縮させて目の充血を除去する
  • (c)
    【成分】・・・硫酸亜鉛水和物(硫酸亜鉛)
    【作用】・・・新陳代謝を促し、目の疲れを改善する
  • (d)
    【成分】・・・コンドロイチン硫酸ナトリウム
    【作用】・・・結膜や角膜の乾燥を防ぐ

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (a,d)
  4. (b,c)
  5. (c,d)
答えを見る
答え
3
<解説> b.ビタミンB6はアミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成
c.硫酸亜鉛水和物は収斂成分

外皮用薬に配合される抗炎症成分のうち、ステロイド性抗炎症成分を次の1~5から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. ブフェキサマク
  2. ヒドロコルチゾン
  3. フェルビナク
  4. ケトプロフェン
  5. ピロキシカム
答えを見る
答え
2

みずむし・たむし用薬に関する次のa~dの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  • (a)テルビナフィン塩酸塩は、菌のDNA合成を阻害することにより、その増殖を抑える。
  • (b)オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
  • (c)湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合には、抗真菌成分が配合された医薬品が第一選択薬として使用される。
  • (d)ウンデシレン酸は、患部を酸性にすることで、皮膚の糸状菌の発育を抑える。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  6. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
答えを見る
答え
6
<解説> a.テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる。菌のDNA合成を阻害することにより、その増殖を抑えるのはサルファ剤
c.湿疹か皮膚糸状菌による皮膚感染かはっきりしない場合には、医療機関を受診するなどの対応が必要である。

次の皮膚又は毛髪に用いる薬に配合される成分に関する次の記述について、正しいものの組み合わせを下欄から選びなさい。

  • (a)カルプロ二ウムは頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことにより発毛効果がある。
  • (b)尿素は、角質層を構成するケラチンを変質させることにより、角質を軟化させる。
  • (c)エストラジオール安息香酸エステルは、男性ホルモンの一種であり、脱毛を抑制する。
  • (d)カシュウは、タデ科のツルドクダミの塊根を基原とする生薬で、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く。

  1. (a,c)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
答えを見る
答え
2
<解説> b.尿素は、保湿成分、ケラチンを変質させることにより、角質を軟化させるのはイオウ。
c.エストラジオール安息香酸エステルは、女性ホルモンである。

歯槽膿漏薬に配合される次のa~dの成分のうち、止血成分に該当するものの正しい組み合わせを次の1~5から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  • (a)フィトナジオン(ビタミンK1)
  • (b)アズレンスルホン酸ナトリウム
  • (c)カルバゾクロム
  • (d)チモール

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
答えを見る
答え
2
<解説> b.アズレンスルホン酸ナトリウムは組織修復成分
d.チモールは殺菌消毒成分

歯や口中に用いる薬に関する次の記述について、正しいものの組み合わせを下欄から選びなさい。

  • (a)セチルピリジニウム塩化物は、齲蝕(むし歯)により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断し、痛みを鎮めることを目的として使用される。
  • (b)アラントインは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して使用される。
  • (c)銅クロロフィリンナトリウムは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して使用される。
  • (d)毛細血管を強化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待してビタミンEが配合される場合がある。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (c,d)
答えを見る
答え
3
<解説> a.セチルピリジニウム塩化物は、殺菌消毒成分。
d.毛細血管を強化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待してビタミンCが配合される場合がある。

口内炎用薬及び口内炎に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

  1. ステロイド性抗炎症成分は、少量であるなら長期連用は可能である。
  2. 口内炎は疱疹ウイルスの口腔内感染による場合や、医薬品の副作用として生じる場合がある。
  3. 口内炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられる。
  4. 口内炎は、通常であれば1~2週間で自然寛解する。
答えを見る
答え
1
<解説> 1.ステロイド性抗炎症成分は、含有量に限らず長期連用は避ける必要がある。

ニコチン及び禁煙補助剤に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

  • (a)タバコの煙に含まれるニコチンは、肺胞の毛細血管から血液中に取り込まれると、すみやかに脳内に到達し、脳の情動を司る部位に働いて覚醒、リラックス効果などをもたらす。
  • (b)市販されている禁煙補助剤は、咀嚼剤のみである。
  • (c)口腔内がアルカリ性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーなど口腔内をアルカリ性にする食品を摂取した後しばらくは禁煙補助剤の使用を避けることとされている。
  • (d)ニコチンは交感神経を興奮させる作用がある。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (c,d)
答えを見る
答え
2
<解説> b.市販されている禁煙補助剤は、咀嚼剤のみだけでなくパッチ製剤もある。
c.口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下する。

ビタミン主薬製剤(いわゆるビタミン剤)に含まれている成分と配合目的の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

  • (a)
    【成分】・・・・・・・レチノール酢酸エステル
    【配合目的】・・・目の乾燥感、夜盲症(とり目)の症状の緩和
  • (b)
    【成分】・・・・・・・トコフェロール
    【配合目的】・・・骨歯の発育不良、くる病の予防
  • (c)
    【成分】・・・・・・・フルスルチアミン塩酸塩
    【配合目的】・・・眼精疲労、脚気の症状の緩和
  • (d)
    【成分】・・・・・・・シアノコバラミン
    【配合目的】・・・しみ、そばかす、日焼け・かぶれによる色素沈着の症状の緩和

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
答えを見る
答え
2
<解説> b.トコフェノールは抗酸化作用
d.シアノコバラミンは赤血球の形成を助けるとともに、神経機能を正常に保つ。

arrow_drop_up