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第188回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part32”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
医薬品に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)医薬品が人体に及ぼす作用のすべてが解明されているものが、一般用医薬品として市販されている。
- (b)医薬品はその効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて、購入者が適切に使用することにより、初めてその役割を十分発揮するものである。
- (c)購入者が一般用医薬品を適切に選択し、適正に使用するためには、その販売に専門家が関与し情報提供をすることが重要である。
- (d)一般用医薬品のリスク区分は有効性、安全性等について、確認した上で決められているので、変わることはない。
- (a,b)
- (c,d)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,c)
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- 5
医薬品に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。
- (a)薬物が生体の生理機能に影響を与えることを薬理作用という。
- (b)副作用は容易に異変を自覚できるものばかりではなく、継続して使用する場合、特段の異常が感じられなくても、定期的に検診を受けるよう促す必要がある。
- (c)複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が別の疾病の治療の妨げになることはない。
- (d)医薬品は通常、複数の薬理作用を併せ持つため、医薬品を使用した場合には期待される有益な反応以外の反応が現れることがある。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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- 4
医薬品によるアレルギーに関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。
- (a)医薬品を使用してアレルギーを起こしても、その原因となった医薬品に対する免疫ができるので、次に使用した時にはアレルギーを起こすことはない。
- (b)医薬品の添加物として用いられる鶏卵蛋白の主成分であるカゼインはアレルギーを引き起こすことがある。
- (c)普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気等に対する抵抗力が低下している状態などの場合には、医薬品がアレルゲンになりやすくなり、思わぬアレルギーを起こすことがある。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正
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- 5
医薬品に関する次の記述のうち正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)人体に直接使用されない医薬品については、使用する人の誤解や認識不足により使い方を誤っても有害事象につながるおそれはない。
- (b)一般用医薬品に対する誤解や認識不足による不適正な使用やそれらに起因する有害事象の発生を防止するには、医薬品の販売等に従事する専門家が、購入者等に対して正しい情報を適切に伝えることが重要となる。
- (c)医薬品はその目的とする効果が最大限に現れるよう、使用する量や使い方が定められている。
- (d)大人用に購入した医薬品を子供に対して、安易に使用するような場合には特に有害事象につながる危険性が高い。
- (a,b)
- (c,d)
- (a,c)
- (b,d)
- (b,c)
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- 4
医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)一般用医薬品には習慣性を生じる成分は含まれていない。
- (b)医薬品の乱用の繰り返しにより、慢性的な臓器障害を生じるおそれがある。
- (c)青少年は薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用することがあるので、注意が必要である。
- (d)医薬品の販売等に従事する専門家は、大量購入や頻回購入を試みる不審な購入者等には積極的に事情を尋ねたり、状況によっては販売を差し控えたりするなどの対応も必要である。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 2
医薬品の相互作用に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。
- (a)医療機関で治療を受けている場合には、通常、その治療が優先されることが望ましく一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについては、治療を行っている医師等に確認する必要がある。
- (b)かぜ薬と鎮静薬では成分や作用が重複することは少なく、通常これらの薬効群に属する医薬品の併用に問題はない。
- (c)複数の疾病を有する人では疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品同士の相互作用に関しては特に注意が必要となる。
- (d)相互作用には医薬品が吸収、代謝、分布又は排泄される過程で起こるものと、医薬品が薬理作用をもたらす部位で起こるものがある。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 4
医薬品と食品に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。
- (a)酒類は医薬品の吸収や代謝に影響を与えることがある。
- (b)医薬品のカフェインとコーヒー等のカフェインを含有する飲料を一緒に服用しても問題ではない。
- (c)生薬成分等については、医薬品的な効能効果が標榜又は暗示されずに、食品として流通させることはできない。
- (a)正, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤
- (a)正, (b)誤, (c)正
- (a)誤, (b)正, (c)正
- (a)正, (b)誤, (c)正
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- 答え
- 2
(c) 生薬成分については医薬品的な効能効果が標榜又暗示されていなければ、食品として流通可能なものもある。
小児等の医薬品の使用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 医薬品の使用上の注意等において「小児」とは7歳未満の年齢区分をいう。
- 乳児は基本的には医師の診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限にとどめることが望ましい。
- 小児は大人と比べて身体の大きさに対して、腸が長く服用した医薬品の吸収率が低い。
- 錠剤やカプセル剤は7歳未満の幼児に使用される場合は服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。
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- 2
3.小児は大人と比べて身体の大きさに対して、腸が長く服用した医薬品の吸収率は高い。
4.錠剤やカプセル剤は、5歳未満の幼児に使用される場合、喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。
高齢者の医薬品の使用に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)医薬品の使用上の注意等において「高齢者」とはおおよその目安として60歳以上を指す。
- (b)肝臓や腎臓の機能が低下している高齢者では医薬品の作用が強く現れやすい。
- (c)高齢者では医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすい傾向があるので、医薬品の安全使用の観点から特段の配慮が必要である。
- (d)高齢者は生理機能の衰えのほか、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている場合があり、内服薬を喉に詰まらせやすい。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 3
妊婦及び妊娠していると思われる女性の医薬品の使用に関する次の記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。
- (a)妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合もあることから、一般用医薬品の販売等において専門家が情報提供や相談対応を行う際には十分に配慮することが必要である。
- (b)ビタミンA含有製剤を妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。
- (c)便秘薬のように配合成分やその用量によっては、流産や早産を誘発するおそれがあるものがある。
- (d)妊娠中に医薬品を使用した場合、血液と同様、医薬品の成分も血液-胎盤関門によって、胎児への移行が防御されることになっている。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 5