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第105回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part19”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
医薬品の使用に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
- 医療機関で治療を受けている場合では、服用している医薬品と一般用医薬品が重なっていなければ、服用してもよい。
- アルコールは医薬品と一緒に服用しないように注意する必要がある。
- 医薬品には、依存性のある成分を含むものもあり、薬物依存が生じることがある。
- 医薬品と食品を一緒に摂取した場合でも、相互作用が起きることがある。
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- 1
アルコールは医薬品と医薬品と同じように肝臓で代謝されるため、薬の代謝に影響を及ぼす可能性がある。
一般用医薬品の購入者に確認する事項として適切であるものを「正」、適切でないものを「誤」として、正しい組み合わせを選びなさい。
- (a)その医薬品はすぐ使用される状況にあるか。
- (b)その医薬品を使用するのは、購入者かあるいはその家族なのか。
- (c)症状がある場合、それはいつ頃から始まったのか、原因や患部等の特定はなされているか。
- (d)その医薬品を使用する人は医療機関で治療を受けていないか。
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
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- 3
鶏卵にアレルギーのある人が避けるべき医薬品成分を1つ選びなさい。
- ピリドキシン塩酸塩
- ブロムヘキシジン塩酸塩
- リゾチーム塩化物
- アルブミンタンニン酸塩
- レチノール酢酸エステル
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- 3
ヒマシ油を主成分とする一般用医薬品を販売する際の必要事項に関する次の記述について、誤っているものはどれか。
- 妊娠又は妊娠していると思われる女性では、流産や早産を誘発する恐れがある。
- 急激で強い瀉下作用があるので、1歳未満の乳児では使用を避ける。
- 授乳中にやむを得ず服用した場合、乳汁に移行し乳児が下痢をする恐れがあるので、服用期間中は授乳を避ける。
- ヒマシ油はヒマシ(トウゴマの種子)を圧搾して得られた油を用いた生薬で小腸を刺激することで瀉下作用をもたらすと考えられている。
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- 2
医薬品のリスク評価に関する語句の組み合わせについてまちがっているものを1つ選びなさい。
- 製造販売後の調査及び試験の実施基準 = GVP
- 50%致死量 = LD50
- 非臨床試験における安全性基準 = GLP
- 臨床試験における効果と安全性評価基準 = GCP
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- 1
小児、高齢者への医薬品の使用に関する次の記述について正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)高齢者は病気の状態が変わりやすく、早急な対応が必要であるため、医療機関で受診する方がよい。
- (b)小児は大人に比べて、体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率は高いが、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分は、さほど脳には達しない。
- (c)小児では肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝、排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがある。
- (d)小児に対しては、安全性の観点から必ず年齢に応じた用法用量が定められているものを使用するよう説明がなされることが重要である
- (a,d)
- (a,b)
- (b,c)
- (c,d)
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- 4
(b).小児では吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
一般用医薬品の役割に関する次の記述で誤っているものはどれか。
- 軽度な疾病に伴う症状の改善
- 生活の質の改善・向上
- 生活習慣病・慢性疾患の疾病の治療や予防
- 健康状態の自己検査
- 衛生害虫の防除
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- 3
プラセボ効果に関する次の記述について正しいものはどれか。
- 医薬品を使用した時、結果的に薬理作用による副作用が生じることをプラセボ効果という。
- プラセボ効果は医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化等が関与して生じると考えられている。
- プラセボ効果には望ましいものしかない。
- プラセボ効果は不確実であり、主観的に表れることはあるが、客観的に測定可能な変化として現れることはない。
- プラセボ効果は1回きりで、2回目からは現れることはない。
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- 2
3.プラセボ効果によってもたらされる反応には望ましいものと、不都合なものとがある。
4.客観的に測定可能な変化として現れることもある。
5.プラセボ効果は1回きりとは限らない。
医薬品の副作用等に関わる訴訟に関する記述について、誤っているものはどれか。
- スモン訴訟とは、整腸剤として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、亜急性脊髄視神経症に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。
- サリドマイド訴訟はサリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常が発生したことに対する損害賠償訴訟である。
- クロイツフェルト・ヤコブ病は脳外科手術等に用いられていた、ヒト乾燥硬膜を介して細菌でも、ウイルスでもない蛋白質の一種であるプリオンが原因とされている。
- 白血病患者がヒト免疫不全ウイルスが混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
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- 4
サリドマイドに関する記述について正しいものはどれか。
- サリドマイドは整腸剤として販売されていた。
- 血管新生を妨げる作用は、サリドマイド光学異性体のうち、R体にはなく、S体にのみが有する作用である。
- 光学異性体のR体のみを分離し製剤化すれば、先天異常の発生は防げた。
- サリドマイドは胎盤関門を通過することができない。
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- 2
3.R体とS体は体内で相互に変換する為、R体のみを分離して製剤化しても催奇形成は避けられなかった。
4.サリドマイドは胎盤関門を通過することがあった。