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WEB問題集

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第41回:
“人体の働きと医薬品 Part8”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

消化器系の臓器に関する記載で正しいものはどれか。

盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸,S状結腸、直腸からなる管状の臓器で内壁粘膜には絨毛がない。

  1. 小腸
  2. 大腸
  3. 十二指腸
  4. 空腸
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答え
2
<解説> 内壁粘膜に絨毛があるのは小腸である。

次の胃に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a) 上腹部にある中空の臓器で中身が空の状態では扁平に縮んでいる。
  • (b) 粘膜の表面には無数の微細な孔があり、胃腺につながって胃酸等を分泌している。
  • (c) 胃酸は胃内を弱酸性に保って、内容物が腐敗や発酵を起こさないようにしている。
  • (d) 胃粘液に含まれる成分は小腸におけるビタミンB2の吸収に重要な役割を果たしている。
  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
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答え
2
<解説> 胃酸は胃内を強酸性に保っている。胃粘液に含まれる成分は小腸におけるビタミンB12の吸収に重要な役割を果たしている。

次の膵臓に関する記述のうち間違っているものはどれか。

  1. 膵臓は胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を胃へ分泌する。
  2. 膵液は弱アルカリ性である。
  3. 膵臓は炭水化物、脂質、蛋白質のそれぞれを消化するすべての酵素の供給を担っている。
  4. 血糖値を調節するホルモンは膵臓から分泌される。
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答え
1
<解説> 膵臓は膵液を十二指腸へ分泌する。

次の胆嚢、肝臓に関する記載で正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a) 胆汁に含まれる胆汁酸塩は炭水化物の消化を容易にし、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。
  • (b) 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて胆嚢に戻される。
  • (c) 肝臓は脂溶性ビタミンであるA,D等のほか、ビタミンB6やB12等の水溶性ビタミンの貯蔵臓器でもある。
  • (d) 肝臓は胆汁を産生する。
  1. (a、b)
  2. (c、d)
  3. (a、c)
  4. (b、d)
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答え
2
<解説> 胆汁酸塩は脂質の消化を容易にし、又、脂溶性ビタミンの吸収を助ける。腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は小腸に再吸収されて肝臓に戻される。(腸肝循環)

次の大腸・肛門に関する記述のうち正しいものはどれか。

  1. 大腸内には腸内細菌が多く存在し、腸管内の食物繊維を発酵分解する。
  2. 大腸内の腸内細菌は血液凝固に必要なビタミンD等の物質も産生している。
  3. 肛門周囲は肛門括約筋で囲まれており、排便は無意識に行われる。
  4. 糞便は通常下行結腸,S状結腸、直腸に滞留している。
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答え
1
<解説> 血液凝固に必要なのはビタミンKである。排便は意識的に調節することができる。通常糞便は下行結腸,S状結腸に滞留し、直腸は空になっている。

次の呼吸器系に関する記述のうち誤っているものはどれか。

  1. 肺は自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜や肋間筋によって、拡張・収縮して、呼吸運動が行われている。
  2. 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から酸素が肺胞気中に拡散し、変わりに二酸化炭素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる。
  3. 呼吸器系は鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺からなる。
  4. 鼻汁は気道の防御機構の一つで、かぜやアレルギーのときなどには、大量に鼻汁が分泌されるようになる。
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答え
2
<解説> 肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、変わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれる。

次の肺に関する記述の(   )内に当てはまる正しい字句はどれか。

胸部の左右両側に1対ある。肺の内部で気管支が細かく枝分かれし、末端はブドウの房のような構造となっており、その球状の袋部分を(a)という。(a)の壁は非常に薄くできていて周囲を(b)が網のように取り囲んでいる。(a)と(b)が取り囲んで支持している組織を(c)という。

  1. (a)肺門, (b)繊毛, (c)間質
  2. (a)肺胞, (b)毛細血管, (c)リンパ組織
  3. (a)肺胞, (b)毛細血管, (c)間質
  4. (a)肺胞, (b)リンパ管, (c)リンパ組織
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答え
3
<解説> 気管支が細かく枝分かれし、末端には肺胞がある。肺胞の周囲は毛細血管が網の目のように取り囲んでいる。

次の心臓についての記載で正しいものはどれか。

  1. 心臓は心筋でできた握りこぶし大の臓器で肋骨の真下に位置する。
  2. 心臓の内部は4つの空洞に分かれている。心室で血液を集めて、心房に送り、心房から血液を排出する。
  3. 心房には血液を取り込む側と送り出す側にそれぞれ弁があり、拍動と強調して交互に開閉する。
  4. 心臓の右側部分は全身から集まってきた血液を肺へ送り出す。
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答え
4
<解説> 心臓は胸骨の真下に位置する。心房で血液を集めて心室に送り、心室から血液を拍出する。血液を取り込む側と、送り出す側に弁があるのは心室である。

次の血液成分の特徴に関する記述のうち(  )内に当てはまる正しい語句の組み合わせはどれか。

血液は(a)と(b)からなり、酸素や栄養分を全身の組織に供給し、二酸化炭素や老廃物を排泄器官へ運ぶ。(a)は90%以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等の蛋白質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。(b)は中央がくぼんだ円盤状の(c)と、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ(d)と、損傷した血管からの血液の流出を抑える(e)に分類される。

  1. (a)血漿, (b)血球, (c)赤血球, (d)血小板, (e)白血球
  2. (a)赤血球, (b)白血球, (c)血漿, (d)血球, (e)血漿
  3. (a)血漿, (b)血球, (c)赤血球, (d)白血球, (e)血小板
  4. (a)リンパ液, (b)血球, (c)赤血球, (d)白血球, (e)血小板
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答え
3
<解説> 循環器系は体液(血液やリンパ液)を体内に循環させ、酸素、栄養分等を全身の組織へ送り、老廃物を排泄器官へ運ぶための器官系で心臓、血管系、血液、脾臓、リンパ系からなる。リンパ系はリンパ液、リンパ管、リンパ節からなる。

次の臓器のうち、握りこぶし大のスポンジ状臓器で、胃の後方の左上腹部に位置する、血液から古くなった赤血球を濾しとって処理するものはどれか。

  1. 心臓
  2. 脾臓
  3. 腎臓
  4. 副腎
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答え
2
<解説> 脾臓にはリンパ球が増殖、密集する組織(リンパ組織)があり、血流中の細菌やウイルス等の異物に対する免疫反応が行われる。

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