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第95回:
“主な医薬品とその作用 Part34”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
一般用医薬品に含まれる有効成分とアルコールの相互作用で間違っているものはどれか。
- アルコールは、アスピリンによる胃腸障害を増強する。
- アルコールは、解熱鎮痛成分の吸収に影響するが、代謝に影響を与えることはない。
- ジフェンヒドラミン塩酸塩は、アルコールとともに服用すると、薬効や副作用が増強される。
- アセトアミノフェンは、アルコールとともに服用すると、肝機能障害が起こりやすい。
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- 2
次の駆虫薬に用いられる成分のうち、アセチルコリン伝達を妨げて、回虫、蟯虫の運動筋を麻痺させる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられるものはどれか。
- サントニン
- カイニン酸
- ピペラジンリン酸塩
- パモ酸ピルビニウム
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- 3
高コレステロール改善薬に関する記述について、誤っているものはどれか。
- ビタミンB2は過酸化脂質と結合し、その代謝を促す作用がある。
- パンテチンは肝臓におけるコレステロール代謝を正常化する働きがあり、LDLの分解を促し、HDLを増加させる効果を期待されている。
- 大豆油不鹸化物には、末梢組織におけるコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされる。
- ビタミンEはコレステロールから過酸化脂質の生成を促進し、末梢血管における血行を促進する作用がある。
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- 4
生活習慣改善に関する記述のうち正しいものはどれか。
- 食事から摂取した糖質からコレルテロールは産生されない。
- ウエスト周囲が男性なら85cm、女性なら80cm以上である場合には生活習慣病を生じるリスクが高まるとされている。
- 高コレステロール改善薬の使用による対処は、食事療法、運動療法も補助的に行われる事が望ましい。
- 生活習慣の改善を図りつつ、しばらくの間(1~3か月)高コレステロール改善薬の使用を続けてもなお、検査値に改善がみられない時には、遺伝的又は内分泌的要因も疑われるため、一旦使用を中止して医師の診療を受けることが望ましい。
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- 4
貧血用薬の配合成分とその作用に関する記述のうち誤っているものはどれか。
- 鉄分は、赤血球が酸素を運搬する上で重要なヘモグロビンの産生に不可欠なミネラルである。
- 銅はヘモグロビン産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。
- コバルトは赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB6の構成成分であり、骨髄の造血機能を高める目的で配合される。
- マンガンは糖質・脂質・蛋白質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で配合される。
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- 3
ユビデカレノンに関する記述のうち誤っているものはどれか。
- 心臓や肝臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける。
- 摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンEとともに働く。
- 心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることにより、血液循環の改善効果を示す。
- 軽度な心疾患により、日常生活の身体活動を少し超えたときにおこる動悸、息切れ、むくみの症状に用いられる。
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- 2
次の外用痔疾用薬の成分のうち、止血効果のないものはどれか。
- エフェドリン塩酸塩
- テトラヒドロゾリン塩酸塩
- プロカイン塩酸塩
- ナファゾリン塩酸塩
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- 3
痔疾用薬を使用する際の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)外用痔疾薬は局所に適用されるものであり、循環血流中に入ることはない。
- (b)一般用医薬品の痔疾用薬には、内服薬はない。
- (c)痔は肛門部に過度の負担をかけることやストレス等により生じる生活習慣病であり、痔疾用薬の使用と併せて痔を生じた原因となっている生活習慣の改善等が図られる事が重要である。
- (d)肛門部には元々多くの細菌が存在しているが、肛門の括約筋によって外部からの細菌の侵入を防いでおり、血流量も豊富なため、それらの細菌によって感染症を生じることはあまりない。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 2
(b) 一般用医薬品の痔疾用薬には、内服薬、坐薬、軟膏がある。
次の泌尿器用薬の生薬成分のうち尿量増加作用以外の目的で配合されているものはどれか。
- キササゲ
- モクツウ
- ウワウルシ
- カゴソウ
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- 3
次の漢方処方製剤についての記述で、当てはまるものはどれか。
疲れやすく、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿で、ときに口渇がある人における、下肢痛、腰痛、しびれ、老人のかすみ目、痒み、排尿困難、頻尿、むくみの症状に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、胃部不快感、腹痛、のぼせ、動悸等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
- 五積散
- 牛車腎気丸
- 加味逍遥散
- 桂枝湯
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- 2