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第67回:
“主な医薬品とその作用 Part24”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
かぜの症状についての記述で間違っているものの組み合わせはどれか。
- かぜは単一の疾患ではなく医学的にはかぜ症候群という。
- 発熱や頭痛を伴い悪心、嘔吐、下痢などの消化器症状を伴うものもかぜである。
- かぜの症状は主にウイルスが鼻や喉に感染して起こる様々な症状の総称で通常は数日から1週間程度で自然寛解する。
- 風邪薬はウイルスの増殖を抑えたり、体内から取り除く作用もある。
- (1,2)
- (2,3)
- (3,4)
- (2,4)
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- 答え
- 4
消化器症状を伴うものはウイルス性胃腸炎である。
かぜ薬に配合される解熱成分について正しいものの組み合わせはどれか。
- アスピリン、エテンザミド、ジリュウ、イブプロフェン
- サリチルアミド、エテンザミド、メキタジン、ジフェンヒドラミン塩酸塩
- アセトアミノフェン、ゴオウ、イソプロピルアンチピリン、クロルフェニラミンマレイン酸塩
- ヨウ化イソプロパミド、アセトアミノフェン、イブプロフェン、アスピリン
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- 答え
- 1
くしゃみや鼻汁を抑える成分について間違っているものはどれか。
- 抗ヒスタミン剤
- ベラドンナ総アルカロイド
- セネガ
- 抗コリン剤
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- 3
咳を抑える成分について正しいものの組み合わせはどれか。
- デキストロメトルファン臭化水素酸塩、トラネキサム酸
- ノスカピン、コデインリン酸塩
- リゾチーム塩酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩
- ナンテンジツ、ジヒドロコデインリン酸塩
- (1,2)
- (2,3)
- (3,4)
- (2,4)
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- 4
かぜ薬に含まれる抗炎症成分についての記載で間違っているものはどれか。
- リゾチーム塩酸塩は牛乳から抽出した成分で牛乳アレルギーの人は避ける必要がある。
- セミアルカリプロティナーゼはフィブリノゲンやフィブリンを分解する作用もあり、血液凝固異常の症状のある人では出血傾向を悪化させることがある。
- トラネキサム酸は炎症物質の産生を抑えることで炎症の発生を抑え、腫れを和らげるが、凝固した血液を分解されにくくなることが考えられる。
- グリチルリチン酸二カリウムは大量摂取により偽アルドステロン症を生じるおそれがある。
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- 1
かぜ薬に配合される漢方成分又は単独でかぜの症状の緩和に用いられないものはどれか。
- 麻黄湯
- 小青竜等
- 半夏厚朴湯
- 当帰芍薬散
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- 4
痛みや発熱の仕組み、解熱鎮痛剤の働きについて間違っているものはどれか。
- 発熱は細菌やウイルス等の感染等に対する生体の防御機能の一つである。
- 高体温はウイルスの増殖を抑えたり、免疫機構の働きを高める体内環境となる。
- 痛みや発熱は体内で産生されるプロスタグランジンの働きによって生じる。
- 解熱鎮痛薬は腹痛を含む痙攣性の内臓痛に用いられることもある。
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- 4
解熱鎮痛剤についての記載で間違っているものの組み合わせはどれか。
- 解熱鎮痛成分は化学的に合成された成分でしかない。
- 頭痛、歯痛、咽喉痛、関節痛、などに用いられる。
- 化学的合成解熱鎮痛成分は空腹時を避けて服用するほうがよい。
- 化学的に合成された解熱鎮痛成分に共通して、まれに重篤な副作用としてショック皮膚粘膜眼症候群や中毒性皮膚壊死症、喘息を生じることがある。
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- 1
以下の生薬の中で、神経の興奮・緊張を和らげる薬でないものはどれか。
- サンソウニン
- ホップ
- カノコソウ
- マオウ
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- 4
神経の興奮・緊張を和らげる作用を期待できる生薬成分に他にチョウトウコウ、チャボトケイソウなどがある。生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や長期連用は避けるべきである。
次の生薬成分についての記載で間違っているものはどれか。
- キョウニンはバラ科のアンズの種子を用いた生薬で体内で分解されて生じた代謝物の一部が延髄の呼吸中枢を鎮静させる。
- ナンテンジツはメギ科のナンテンの果実を用いた生薬で知覚神経・末梢運動神経に作用して咳止めに効果がある。
- キキョウはキキョウ科のキキョウの根を用いた生薬で解熱鎮痛に用いられる。
- バクモンドウはユリ科のジャノヒゲ又はその同属植物の根の膨大部を用いた生薬で鎮咳、去痰、滋養強壮の作用を期待して用いられる。
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- 3