富士薬品には「医薬品の製造から販売までを一貫して行っていること」「全国に販売網を持っていること」という強みがあります。

管理本部　人事部採用課
採用担当者

【配置薬とドラッグストア】

当社は、1930年、富山市で配置薬販売事業として創業いたしました。その後着々と営業所を開設し、配置薬業界トップクラスの全国への販売ネット網を構築しております。
また、1995年にはドラッグストア事業を開始。基盤である関東を中心に、全国へと店舗展開を拡大しています。

薬事法改正などに伴い、現在では配置薬営業職も店舗販売職も、登録販売者の資格を持っていなくてはお客さまに対して接客もお薬のご説明もままなりません。
この度は、富士薬品の両輪である配置薬営業職と店舗販売職の所長・店長候補として、正社員・契約社員の登録販売者募集を行います。

【小売業と製薬会社】

当社の最大の特色は、小売業者でありながら製薬会社でもあるという点です。
自社ブランドの医薬品が豊富で、これは主に配置薬として全国のご家庭や会社でご愛用いただいておりますが、もちろんドラッグセイムスを初め、全国のドラッグストア店舗でも取り扱っています。

80年を超える企業歴史の積み重ねにより、全国に広がる販売網と、豊富な自社ブランドの医薬品。
当社の社員には、それらのバックアップを背景に、医薬品のプロとして、お客さまのニーズに応え、おひとりおひとりへのきめ細やかなサービスで地域に密着し、信頼していただける医療人として、みなさまの健康を支えていただきたいと思います。

【登録販売者の具体的なお仕事】

配置薬営業職と店舗販売職の所長・店長候補、どちらのお仕事を選ぶかは、ご本人の希望にお任せしております。もちろんどちらかの仕事を経験してみた後、将来的に「配置薬営業だったが店舗販売の仕事も手掛けてみたい」「店舗販売で働いてきたが、配置薬営業もやってみたい」という配置換えも、シームレスに行えます。これは、同じ企業内ならではの特色です。
店舗販売職は店長候補として入社していただきますので、人物や経営のマネジメント、お店の運営全般、発注、シフト管理など、さまざまなことを手掛けていただきます。
基本的に転居転勤はありませんが、エリアマネージャーとなると転居を伴う転勤の可能性が出てきます。ドラッグストアの店舗の特徴は、立地や条件によって異なります。将来エリアマネージャーを目指したい方は、その際にはぜひいろいろな店舗を経験していただきたいと思います。
また、配置薬営業職は、もちろん新規の開拓営業もありますが、基本的には決められたお客さまのお宅を訪問するルート営業となります。救急箱の点検を通じて、お客さまの健康を提案していきます。
お客さまのご自宅に伺うわけですから、信頼をいただくことがなによりも大切です。何度もお会いして健康についての話をし、信頼関係が築けた時には大きなやりがいと充実感を得られる仕事です。

【まずはチャレンジ】

どちらの仕事でも言えることですが「失敗してもいいから一歩を踏み出す」という気持ちが大切です。
まずはチャレンジ！　富士薬品はそれが可能な会社です。
店舗は店長に任され、配置薬の営業所は所長に任されており、それぞれが自由度の高い職場を作り上げています。
もちろん、任せっぱなしではありません。製造から販売まで一貫して行い、全国に広がる販売網を持つという企業体としての強みだけでなく、社員研修やメーカーの勉強会、オペレーション研修などの充実した研修制度や、薬のことで困ったことはなんでも相談できる、薬剤師常駐の「学術室」などの組織も完備しています。

ただ「薬の知識」だけが重要なのではありません。 知識・経験は浅くても、前述しましたように「医薬品のプロとして、お客さまのニーズに応え、おひとりおひとりへのきめ細やかなサービスで地域に密着し、信頼していただける医療人として、みなさまの健康を支えていきたい」、そう思える方のご応募をお待ちいたしております。

仕事は仕事、休みは休みでどちらもしっかり充実させる営業所を作り上げています。（大塚）
とにかく仕事が楽しい。苦労を感じたことがないです。（紺屋）

【社員紹介】
<1>大塚　克司／練馬営業所　所長
2004年入社
2008年3月、練馬営業所・所長就任
＊前職はリゾート不動産の営業職

<2>紺屋　啓太／ドラッグセイムス豊島高松店　店長
2009年入社
2012年4月、店長昇格
＊新卒入社

<1>大塚　克司【練馬営業所　所長】

まったくの畑違いな業界への転職

以前は、リゾート会員権をお薦めする営業職に就いていました。仕事は夜11時くらいになるのも当たり前でしたし、偽りのない心境としましては、何百万、何千万円のものをポンと買われるお客さまの感覚について行けなかったところもあり、転職を決意しました。
まったく医薬品販売の経験はありませんでしたが、これからは健康に関する事業は伸びると思い、富士薬品に再就職を決めました。
ルート営業でお客さまのお宅を訪問し始めた時、50年60年と薬箱を置いていただいているご家庭もあって、配置薬と富士薬品の歴史の長さを感じました。

思い出に残る経験

以前、担当しているルートの変更が決まった時、その時担当していたお客さまに「担当が変わるんなら薬箱返すから」と言っていただけたことがありました。そのお客さまは、ルートが変わった今も私が担当させていただいています。それだけのご信頼をいただけたことは非常に嬉しいことです。

求職者の方へ

入社4年半ほどで練馬営業所の所長になりました。ずっと心掛けてやってきたことは「営業所として1日の数字をきっちり作り、休みは休みでしっかり取る」ということです。 私は、家庭を大事にするために仕事をしていますので、毎日遅くなったり休日出勤をしたりすることは所員にもしてほしくありません。
配置薬の営業職というものは、自分のやり方によって、自分次第のスケジュールのコントロールができます。営業なので目標はありますが、それに向かって売り上げを作っていくメリハリがつけやすいんです。
お客さまとの信頼関係が大切ですから、基本的には転居転勤はありません。
長く勤めて、ルート営業で売り上げを確保でき、そこから積み上げた自分の頑張りは、賞与などで評価してもらえます。
1～2年で所長になる人もいて、キャリアアップも早いです。
扱う自社の薬も成分的に自信を持って薦められるものですので、自分で仕事を管理できる方には大変やりがいがあり、楽しめる仕事だと思います。

<2>紺屋　啓太【ドラッグセイムス豊島高松店　店長】

現場でのやりがい

お薦めしたお薬でお客さまに感謝していただいたり、店舗作りを褒めていただいたりすることが嬉しいです。
情報交換や研修の機会などは本当に充実していて、会社側からの情報提供も多く与えてもらえます。登録販売者の資格は2011年の神奈川県での試験で取ったのですが、会社の研修のみで他の勉強はしなくても大丈夫なくらいでした。
報告体制もきっちりできていて、本部やマネージャ-などとのやりとりも非常にやりやすい職場です。実際、エリアマネージャーとのやりとりは、どこのエリアにも負けていないと思いますよ（笑）。

思い出に残る経験

以前、要町店で勤めていた頃、僕の接客やお薦めしたお薬を気に入ってくださったお客さまに「カゴいっぱいあんたのお薦めの薬を入れてくれ」と言われ、6～7万円分ものPB商品を買っていただいたことがあります。驚きましたが、嬉しい経験でした。

ドラッグセイムスで勤務して成長したこと

一番最初は新卒での入社でしたし資格もありませんでしたので、基本的な挨拶から始めました。
登録販売者の資格を取って、専門家という意識と責任感が強くなりました。
店長になってからは、自分のことだけでなく、店舗全体やローコストオペレーション、従業員管理のこと、スタッフの得意なところを伸ばし、苦手を無くせるような指導に気を配っています。
お客さまのアフターフォローやお名前を覚えることも大事です。スタッフには、そのお客さまが以前購入されたお薬も覚えるように指導しています。
僕自身、店長になる前から、お薬の購入履歴などを初めとするお客さまの情報を自分なりに書き留めたPBノートを作っていて、それがお客さまの立場に立つ接客に有効だと感じたからです。
仕事に対してキツイとかツライとかの苦労を感じたことがなく、とにかく楽しんできました。
セイムスで店長になるためには、男性でも化粧品の勉強も必ず行います。おかげで以前は「コンシーラー（化粧品の一種）」がなんだか判らなかったのに、今ではちゃんと理解できるようになりました（笑）。
また、セイムスの良い点は、オペレーションなどがガチガチに決まっていないところです。店長の考えを売り場づくりにも反映していけるんです。
当店は60歳代以上のお客さまが多いので、介護とサニタリーの棚を増やしてみたら、売り上げが前年度比138％になったということもありました。
セイムスの強みはカウンセリング力。気持ちよく店員にお声をかけていただける店舗を目指しています。

求職者の方へ

接客の好きな方、お客さまの健康を熱く思う方に来ていただきたいです。
接客は自分本位でやるのではなく、お客さま本位。知識ももちろん必要ですが、一番大切なのは心です。
地元のお客さまに愛されてこそのドラッグストアですから！