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水虫治療! 効率的に治す塗り方、塗るタイミングを徹底解説

水虫治療! 効率的に治す塗り方、塗るタイミングを徹底解説
今回は痒くてたまらない水虫について説明していきます。 夏場によく出来るイメージもあるかもしれませんが、冬場にブーツを履いて仕事に行ったり、足が蒸れる時間が長い方などなど、冬にも患者数の増えるのが水虫です。 多くの人が、まずは病院ではなく、水虫っぽいからドラックストアに薬を買いに行こう!と考えると思います。薬にも塗り方や適応症状が書いてありますが、自分はどのタイプの水虫なのか分からず適当に買ってしまい使ってみても治らない人、塗り方を間違えて悪化してしまった人、たくさんいると思います。そんなお客様の対応をするのが登録販売者の皆さんです。 薬の選び方、塗り方を詳しく解説していきます。   まず、水虫とは医学用語で『白癬(はくせん)』と言います。白癬とは、真菌が感染した状態。結核等の細菌による感染症の場合は抗生剤を処方され、インフルエンザ等のウィルスによる感染症の場合は抗ウィルス薬を処方されるように、真菌には抗真菌薬しか効きません。 逆に、ステロイドが入った塗り薬を塗ってしまうと悪化してしまいます。 大きく分けて、水虫には足水虫と、爪水虫があります。それぞれ塗り方が異なります。
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足水虫の見分け方と薬の塗り方

足水虫は3タイプに分かれます。

まず、足の指と指の間にできるもの。カサカサしたり、白くふやけて皮が剥がれてしまう等の症状です。

このタイプは、痛みを伴うので、水虫治療薬はクリーム剤を選びましょう。広がっていく可能性があるため、クリームを手に取り、症状の無い指の間から塗布していきます。最後に一番酷いところに塗布します。塗布する時、塗り広げるのではなく、菌を内側に寄せ集めるつもりで塗布していきます。

2タイプ目は足の縁や裏に水泡が出来るもの。非常に痒みが強いのが特徴です。このタイプは痒みが強いため爽快感のある成分(メントール等)が含まれている液体タイプを選びましょう。スプレータイプが使いやすいでしょう。このタイプに関しては足全体に広がる可能性があるため、足の縁、甲側、そして足裏全体に塗ります。塗る順番は特にありませんが、出来れば裏か縁か軽症の方から塗るのがいいでしょう。

3タイプ目は、足裏、特にかかとの皮膚が硬く分厚くなり、皮が剥けてくるタイプです。痒みが無いため、水虫と気がつかない場合があります。このような症状のお客様は「かかとが硬くて」と、保湿クリームを購入しに来ることが多いことも覚えておきましょう。そしてこのタイプは、塗り薬がほとんど効きません。飲み薬が必要になってくるため、早目に病院を受診することをお勧めします。

爪水虫の症状と、薬について

白癬菌が爪の中に入り込んで起こる水虫で、足水虫を放置してしまいうつるパターンがほとんどです。爪が白~黄白色に濁ったり、分厚くなったり、もろくなったりします。

爪水虫の治療薬は、ドラックストアには販売されていません。基本的に治療は内服薬、爪水虫専用の塗り薬、レーザー治療になります。どれも専門医を受診して治療を受けなければなりません。早目に受診することをお勧めしましょう。

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塗り方が難しく感じる方もいると思いますが、基本は、水虫を確実に治すには、塗り薬を「必要な範囲」に「必要な量」を「適切なタイミング」で塗布しなければなりません。 世間で水虫が治らないと思われているのは、これらのいずれかが守られていないからなのです。 「必要な範囲」は上記で説明した通り、患部だけではなく、全体に。 「必要な量」は、両方の足底、趾間、趾背、足縁、アキレス腱部全部塗ったとすると、クリーム剤で1gになります。だいたい人差し指の先から第二関節まで出したくらいです。 「適切なタイミング」は、入浴後です。汚れや前日の外用薬が洗い流され、角層の湿度と温度が高くなる為、外用薬が浸透しやすくなっているからです。そして治ったと感じても、それから1ヶ月は塗り続けることです。 この3点をしっかり守れば、確実に根治します。 根治させるために、お客様に1つでもアドバイス出来る様に覚えておいて下さい。  
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